コラム
トラベリン・ギターマン・日記
ウルフルケイスケ
「ミスタースマイル」の異名を持つ日本唯一の笑うギタリスト。ウルフルズのギタリストとして、1992年シングル「やぶれかぶれ」でデビュー。ウルフルズ活動中より、他アーティストのレコーディングやイベントに多数出演。 ウルフルズ活動休止中は、不思議でステキな出会い=マジカル・チェインをテーマに、ギターを担いでひとりで全国を周る。2014年のウルフルズ再始動後も、弾き語りスタイルのソロからバンド形態まで、自由でオープンなスタンスをとりながら、シンプルでご機嫌なロックンロールを展開中。

五十七旅目:三重・志摩「The STANDARD」

つい先日行った伊勢志摩ライブ2Days、二日目は初めての志摩STANDARD。
半島の先のまた先、隣は習字教室でこんなところでエレキの音を出していいのという場所にあるSTANDARD。
ライブタイトルについた副題が地の果て、でもまさにそうだったかもw

前日の伊勢NORAKURAもかなりファンキーな盛り上がりだったが、負けず劣らずの超ファンキーなライブに。
最近はライブで声出しOKになっているが、それにしてもそこまで声を出すかっていうくらいみんな一緒に歌う歌う、ずっと大合唱。
音楽を待ってくれていた感がすごくてうれしかった。

オーナーのしんちゃん&きょうこちゃんに感謝。
志摩でライブを演れたのも二人が音楽の場をずっと守ってくれているおかげ。
お兄さんのみっちゃんに借りた自分と同い年の65年のギブソンJ45、めちゃくちゃいい鳴りしてた。
作ってくれた手こね寿司も最高!、志摩の魚は今まで食べた中で一番かもw

伊勢と志摩ライブの主催とPAを担当してくれたニシーマンの音楽に対する情熱も素敵だった。
二人で車であっちこっちに寄りながら、いろんな人に会いながら、いろんな話をしてロードムービーみたいな二日間だった。

日本のはずれの小さなマチに音楽を楽しむ場所と人がいて、
それぞれが自分の音楽を楽しんでいる。

大事なのはカタチじゃなくキモチ、
まだ見ぬ音を探しにマジカル・チェインの旅は続く。

■三重・志摩「The STANDARD」
三重県志摩市志摩町和具1964-1
 


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