コラム
トラベリン・ギターマン・日記
ウルフルケイスケ
「ミスタースマイル」の異名を持つ日本唯一の笑うギタリスト。ウルフルズのギタリストとして、1992年シングル「やぶれかぶれ」でデビュー。ウルフルズ活動中より、他アーティストのレコーディングやイベントに多数出演。 ウルフルズ活動休止中は、不思議でステキな出会い=マジカル・チェインをテーマに、ギターを担いでひとりで全国を周る。2014年のウルフルズ再始動後も、弾き語りスタイルのソロからバンド形態まで、自由でオープンなスタンスをとりながら、シンプルでご機嫌なロックンロールを展開中。

四十四旅目 : 大阪・阿波座「martha」

2020年最後のライブは大阪阿波座marthaで。
毎年恒例の忘年会ライブは初めてのオンラインでの開催になったが、
シェキナベイベーズと一緒にトリをやらせてもらって
ラストの全員セッションまで盛り上がった。

marthaとも長い付き合いになってきた。
初めて出演したのは2011年の9周年忘年会ライブ、
オーナーの片平社長がリクオ君と大学で
同じ音楽サークルだったつながりから。

この音楽サークル、
ルーツミュージックを演っているバンドが多いマニアックな有名サークルで、
十三ファンダンゴでライブを演っていた頃何かと縁があった。
リクオ君や2代目ドラマー豊ちゃんと知り合ったのもその頃。

片平君とこゆきちゃんの人柄と個性的な店の雰囲気と独特な
出演者のラインナップが素敵で店には遊びに行ったりしてはいたが、
次の出演は2018年と少し間が空いた。

その時は有山じゅんじさんとのセッション、
この頃から有山さんと一緒に演らせてもらう機会も増えた。
ここから毎年年末はmrthaで忘年会ライブが恒例になった。

去年は年始には桂雀太君との落語&ロックンロールの2Daysライブ、
予想以上の化学反応で盛り上がった。
第二弾を演りたいという話にもなっている。
このコロナ禍で経営がかなり厳しいとのことだったが、、
がんばってほしい、
いやみんなでがんばって絶対に残さないといけない場所だ。

トイレにこっそりとペイントされている奈良美智さんの直筆イラスト、
一見の価値あり。

日本のはずれの小さなマチに音楽を楽しむ場所と人がいて、
それぞれが自分の音楽を楽しんでいる。

大事なのはカタチじゃなくキモチ、
まだ見ぬ音を探しにマジカル・チェインの旅は続く。

 
■大阪・阿波座「martha」
大阪市西区江戸堀3-8-16
http://www.marthanet.com/
 


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