人生の宿題その4(最終回)
御無沙汰しております。
時代も『平成』から『令和』に変わり(かなり使い古されたフレーズですが 笑)『令和元年』はある意味、坂本英三にとって新たなアーティスト活動再開の年にしていこうと思っております。
そんな令和元年の予定ですが、
8月3日は、
HUNTING TIME 30th Anniversary Live
http://www.heavymetalanthem.com/live/hunting-time-30th-anniversary-live/
こちらはもう全力で臨むしかないですね。笑
このような形でかつて在籍していたバンドに関われるということは
とても幸せなことです。
またこのようなことができるANTHEMというバンドはある意味 ”奇跡” ですね。
現メンバーでの活動が充実しているからこそ出来ることだと思います。
改めてANTHEMの偉大さを感じ、誇りに思えます。
そして真夏の夜の夢のあとは
アコギを抱えて9月10月11月12月と全国約20か所のツアーを敢行します。
秋から冬の全国ツアー決定(詳細後日)
魅惑のスター千一夜~一度、生の私に逢いに来て
9/7大阪 9/8名古屋
9/14新潟 9/15長野
9/21中津川 9/22西尾
9/29八ヶ岳
10/5岡山10/6広島
10/12札幌 10/13札幌
10/19呉 10/20鳥取
11/9秋田 11/10山形
11/15高知 11/16徳島 11/17高松
11/30小倉 12/1熊本
まだまだ本数は増える可能性もありますので
詳細はあと少しお待ちいただければ
正式にお知らせできます。
私のOfficial HPかBEEASTさんをチェックしてみてくださいね。
そして誠に残念なお知らせなのですが
今回でこのコラム『人生の宿題』も終了させていただきます。
御愛読いただきました皆様、そしてBEEASTさんには感謝の気持ちしかございません。
最終回ですので、そもそもなぜタイトルが『人生の宿題』なのか?
なにが『人生の宿題』だったのか振り返ってみたいと思います。
思い起こせば
数年前から喉の違和感、障害、そして手術があり、歌うことへの目標はなくなりつつあるころに人生の転機と言いますか、新しい出会い、環境の変化もありました。
環境の変化による音楽との接し方が変わるにつれて
音楽の目標が『歌うこと』『表現すること』から『作ること』『育成すること』に変わりました。
日々勉強と戸惑いの連続で地味にハードではありましたが、楽しくも刺激的でなにより喜びに溢れた日々でした
しかし心の奥どこかでは「いつの日か引退する時の前に、ステージの上でやり残したことが何かあるはず」と思い、手術後半年でしたが
2017年6月から音楽活動を再開しました。
まったく何もない状態、不安しかない状態からの数年間でどんなスタートラインに持っていけるのであろう。と思い2年間駆け抜けてみました。
逆に言うと「何もない荒れ地」だからこそ「新しい種」を植えることができるのかな。という発想が背中を押してくれるだろう。と信じ歩き出しました。
この2年間は自分にとって、溜まっていた宿題を一旦完遂する時期なのかと思い、その時期に起こること、感じたこと、自分の変化などをBEEASTさんのサイトのコラムに書き綴ろうと思いコラム参加をお願いし、そして快諾していただき2018年5月からスタートしました。
いろいろな局面で感じたことを書き綴っていくつもりでしたが
その局面その局面に愕然とすることもあったり、新しい可能性を感じたりもしました。
その時見た景色や感じた空気、感覚を頭の中でまとめたり、いろんなことを想像してみたりすると、答はわからないけど体験すること一つ一つが必ずなにかしら意味があることと感じました。
そんな日々の積み重ねでした。
数日後に改めて言葉にして表現することが難しく、そうこうしているうちに、すぐに次に挑むものが待ち構えていて次の準備に取り掛かかる。という流れになり、更新の回数が少なくなり本当に申し訳ございませんでした。
活動を再開した直後の2017年の夏には大阪でお世話になっているイベンンターTIGHTROPEさんの主催でソロライブを敢行。
秋からは相方竹内光雄氏との活動を再開し
2017年からはひたすらライブを敢行。
アコギ一つ、からだ一つで全国を回りました。
今迄訪れることのなかった街でも歌うことができました。
そして活動を再開して1年の節目
2018年6月9日
柴田直人生誕60周年記念LIVEでANTHEMを歌わせてもらいました。
活動再開してからの1年間の進級試験のようでした。
興奮と恐怖と喜びと。この胸に永遠に刻まれる至福の一瞬でした。
そしてアニメタルまでも。
2018年11月25日
MASAKIくんデビュー25周年記念ライブでは、Syuも参加で10年ぶりにアニメタルのステージ、
10年ぶりに再会した3人でしたが、いつもの3人の戻るには時間は一秒もいらなかったですね。笑
3人の狂気が炸裂すればアニメタルはジャンルも何もかも超越してしまうので、永遠に無敵だな。と感じました。
次に3人が集まる時がいつなのかは全くわからないですが
又いつの日か集まった時も、又いつものように炸裂していることでしょう。
海外ではチリに2回ほど行きました。
南米は2004年からなので15年目なのですね。
アニソンブームが南米ではひと段落している感じですが
南米とも新しい関わり方が生まれてくるといなぁ。と漠然と妄想してます。笑
そして不思議な縁でREACTION αではボーカリストを務めREACTIONを歌いました。
ファンの方々が大切にしている想い出を壊さないように務めさせていただきました。
この日は本間大嗣くんともステージを共にしました。
一番長く活動を共にした一番好きなドラマーです。
相変わらず破壊力と色気のあるそのドラミングは心地よく
REACTIONファンの方々にも熱さを届けられたのではないかと思いました。
振り返れば良いタイミングで緊張感のあるステージを体験出来て幸せでした。
再びスタートラインに立つまでの2年間、
その中の一年間を綴ったこの『人生の宿題』
御愛読いただいた皆さん、BEEASTさんにもつきあっていただけたことを
心より感謝しております。
本当にありがとうございました。
引き続き
坂本英三、BEEASTを宜しくお願いいたします。
令和元年 5月30日
坂本英三