コラム
トラベリン・ギターマン・日記
ウルフルケイスケ
「ミスタースマイル」の異名を持つ日本唯一の笑うギタリスト。ウルフルズのギタリストとして、1992年シングル「やぶれかぶれ」でデビュー。ウルフルズ活動中より、他アーティストのレコーディングやイベントに多数出演。 ウルフルズ活動休止中は、不思議でステキな出会い=マジカル・チェインをテーマに、ギターを担いでひとりで全国を周る。2014年のウルフルズ再始動後も、弾き語りスタイルのソロからバンド形態まで、自由でオープンなスタンスをとりながら、シンプルでご機嫌なロックンロールを展開中。

六十七旅目: 兵庫・明石市大久保「Coffee Shop Tree Top」

明石の大久保にあるTree Topに行くことになったのは大船渡経由の話から。
2013年からずっとライブをやらせてもらっている大船渡黒船の岩瀬さんの出身地が明石。
通っていた大学があり自分にとっても思い出深い場所だったので、いつか明石ライブをやりたいですねと話していたのがやっと実現。
そして岩瀬さんが紹介してくれたのがTree Top、お店オーナーのサラさんとやり取りしているうちに同じ大学の先輩ということが判明。
さらに前日に明石入りしていた岩瀬さんが同級生とプチ同窓会をして、そこにたまたまプロとして音響の仕事をしている岡橋さんがいて話の流れで音響をやりに来てくれて・・・なんか不思議な縁がどんどんつながったw

自身も弾き語りをする岩瀬さんとこれまた同級生のMOTOさんがオープニングアクトをやって会場をあたためてくれて、次は自分の番というとこだったが諸事情あり・・・リハーサル時間に会場入りできなかったためにお客さんの前で公開サウンドチェックをすることになってしまったが、かえって和やかな空気になって良かったかもw

初めての人もけっこういたが手拍子や一緒に歌ってくれて盛り上がった!
でも聴いてくれるところはしっかりと聴いてくれた。
アコギコーナーの時に流れで演った生音生歌、会場に音が溶けていくような感覚になって良かった。
最後はサラさんも加わって全員でハッピーセッション、なんか自分の地元じゃないのに地元でライブをやっているような気分になっていろんなことが重なってまさにマジチェンなライブになった!

打ち上げで聞けた元町にあった伝説のライブハウスLost Cityの話、興味深かったな。
スタッフみんなで食べたサラさんお手製の名物魔女のカレー、最高に美味しかったw。

日本のはずれの小さなマチに音楽を楽しむ場所と人がいて、
それぞれが自分の音楽を楽しんでいる。

大事なのはカタチじゃなくキモチ、
まだ見ぬ音を探しにマジカル・チェインの旅は続く。

◆兵庫・明石市大久保「Coffee Shop Tree Top」

 


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