今でも覚えている。数年前、吉祥寺のライヴハウスで観たTHE イギーポップ狂 チャコペンシルズというバンド。私の息子と言ってもおかしくない世代の若いバンドだったが、素晴らしい演奏を披露していた。その中心メンバーだった市川マコトが、2011年に結成したのがクレヨンイーターだ。結成後からの勢いは凄まじく、外道・頭脳警察・THE PRODIGAL SONSなどのオープニングアクトにも抜擢され、台湾のフェスSpringScream2012に出場してトリを務める快挙もやってのけた。今後に期待のできる、若手のロックバンドとしては筆頭株に上げられるだろう。
 
そんなアグレッシブな活動を続けるクレヨンイーターを、今回はフォトレポートしてみたい。市川マコト（Vocal & Guitar）・アキヤマカズヒロ（Guitar）・武藤巧磨（Drums）・富田康文（Bass）、彼らの熱き血潮が少しでも伝わるだろうか。ライヴバンドとして頻繁にステージをこなしているクレヨンイーターに、本レポートでピンと来た読者は、ぜひライヴ会場へ足を運んでほしい。最高のロックンロールタイムを過ごせるだろう。