MADAM REYの呼びかけによって集められたハイパーテクニカルバンドPlexi。2011年の結成から一年、バンド名をMADAM REYに改名。クリスマスムードが漂う2012年12月22日、改名して最初の東京公演である目黒鹿鳴館のライヴが行われた。その様子をフォトレポートでお届けしよう。


21時、凄腕と評判のミュージシャンに囲まれて登場した妖艶なMADAM REY。今夜のセットリストは少な目だが、その分気合いの入ったステージを展開。一曲一曲をかみしめるかのように歌うMADAM REY。そして度肝を抜かれるほどのパワフルなドラムを聴かせるPON。恐ろしく難解なフレーズを、指板（フレットボード）も見ずに弾き倒す池田剛とSu。


ずば抜けて安定したバンドサウンドの上で、時にセクシーに、時に少女のように舞うMADAM REYの唄声。オーディエンスは、ただステージを見つめる事しか許されない、釘づけ状態だ。バンドとしては、2013年は何か新しい動きがあるかもしれないとのこと。今後も目が離せないアーティストとして注目していきたい。