hide with Spread Beaverをはじめとし、様々なアーティストと活動をしてきたCHIROLYN。メジャーデビュー30周年を記念する CHIROLYN 30th Anniversary tour 『ROCKERS MANIA 2016』 の初日が9月17日に高田馬場CLUB PHASEで開催された。出演はCHIROLYN、ベギラマ、SiCX、Vorchaosの4バンド。転換中にはDJとして44MAGNUMのSTEVIEがフロアを盛り上げた。今回はCHIROLYNとVorchaos、およびCHIROLYNとVorchaosによるセッションの模様をPHOTOレポートにてお伝えする。
 
「ROCKじゃないんだよ、ROCK’N’ROLLなんだよ！転がり続けるんだ」とCHIROLYNがMCで叫ぶ。その言葉を体現するようにメジャーデビューから30年、転がり続けて進み続けてきた。30周年を記念する今回のツアー『ROCKERS MANIA 2016』は、自身のバンドを率いて岩手や大分など各地を回る21本のライブツアー。この日発表された12月17日(土) 渋谷GAMEの東京の追加公演は、特別編成のメンバーでのライブや金角銀角一夜限りの復活などスペシャルな夜になりそうだ。（STEVIEは新加入したTSPのメンバーとして、名古屋Zion公演にも参加が決まっている）
 
常に熱いライブするVorchaosも、9月から11月にかけて三ヶ月連続主催ライブの真っ只中、最終回である11月26日にはワンマン（川崎セルビアンナイト）を控えた転がり続け進み続けているバンドである。CHIROLYNはVorchaosを「期待の新人」と呼ぶが、大先輩との共演でもVorchaosは堂々たるパフォーマンスを魅せた。最後の特別編成セッションでは、淳とFujiが「SCANNER」でマイクを握り、「ピンクスパイダー」ではゲストDJのSTEVIEと淳がマイクを握った。特に「ピンクスパイダー」は出番数十分前に急遽決まったとのことで、ぶっつけ本番でのプレイとなったが、力量あるプレイヤーたちの底力を見せつけた一夜となった。