2015年2月15日（日）、いわゆる「バレンタインデー」の翌日、milktubが恵比寿・LIVE GATE TOKYOで『milktub結成24年目ワンマンVol.01「チョコの代わりに俺等で酢昆布交換会しようぜ」』を行なった。milktubは、PCゲームブランド「OVERDRIVE」の代表でありボーカリストでもあるbamboo、ギタリストの一番星☆光による、2人組ロックンロールユニットである。残念ながらこの日は一番星☆光は出演しなかったが、bambooのパワフルな歌声に恵比寿が揺れた。
 
オープニングアクトを務めたのは、PCゲームブランド「LevoL」のデビュー作品『11月のアルカディア』でボーカルを担当する千歳サラ。同作品の主題歌『アルカディア』を含む4曲を歌いあげ、ライブ終了後にチョコを配るというサプライズに客席から歓声が上がった。
 
milktubのライブパートでは、TVアニメ『有頂天家族』のオープニングテーマである「有頂天人生」や、TVアニメ『バカとテストと召喚獣』のエンディングテーマ「バカ・ゴー・ホーム」を含む全16曲を歌唱。bambooが以前より「新旧取り揃えてお待ちしております」と言っていたとおり、「鐘ノ音ヘブン」「EverGreen」「Happy Go!!」などインディーズ時代の楽曲から、最新アルバム『春夏冬ROCK’N’ROLL』に収録の「件名：ありがとう」まで、多くの新旧楽曲を取り揃えての構成になった。
 
インスタント麺や抱き枕を掲げながら歌うというmilktubのライブではおきまりのコーナーもあり、満員の会場は大いに盛り上がりを見せた。「チョコの代わりに俺等で酢昆布交換会しようぜ」と銘打ったこのワンマンライブでは、前代未聞の「酢昆布お渡し会」を開催することが決定していた。ライブ終了後、オープニングアクトを務めた千歳サラも加わり、酢昆布（＆チョコ）お渡し会が行われ、結成24年目のワンマンライブは幕を閉じた。