【ピックアップ！】アジカン台湾公演を速報レポート！

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TOKYO FM初のアジアライブプロジェクト「LIVE 直送from 東京電台」がいよいよ台湾のLegacy TAIPEIからスタートした。このプロジェクトは香港、中国、シンガポール、韓国といったアジア各国の企業とタイアップをしながら日本の良質な音楽を届ける、といういわば、アジアへの挑戦かつ音楽シーンの啓蒙的なプロジェクトである。その第一弾として出陣をきったASIAN KUNG-FU GENERATION。この日の台湾はあいにくの雨。そんな空模様でもおかまいなしのごきげんなチューン、「迷子犬と雨のビート」を皮切りに、一切の出し惜しみをせずに本編17曲、アンコール3曲の1時間45分を響かせた。

MCで後藤正文（Vocal & Guitar）は日本語を一切使用せず、見事な英語と北京語をもってフロアとコミュニケーションをした。それに対して台湾のファンはアジカンの鳴らす一音一音に歓喜と興奮を詰め込み、ウェルカムさ全開でアジカンの国境なきロックに敬愛を示す。期待を増幅しないではいられないイントロの「ブルートレイン」、そして「曲を終わらせないで！」というファンの願いを聞き入れたかのようなアレンジを加えた「リライト」。オールタイムベストなLegacy TAIPEIだった。

本編終了後の「AKG」コール、アンコール2曲目、「ソラニン」の最後の音が吸収されて間もなく響いた「AKG、ダイスキです」という片言（かたこと）の日本語。そしてアンコール終了後、フロアのライトが灯りBGMが流れ出しても続いたハンドクラップ。アジカン、本当に頼もしいバンドである。

～セットリスト～
M01. 迷子犬と雨のビート
M02. Re: Re:
M03. アンダースタンド
M04. 君の街まで
M05. 遥か彼方
M06. All right part 2
M07. N2
M08. ブルートレイン
M09. AとZ
M10. 新世紀のラブソング
M11. それでは、また明日
M12. アフターダーク
M13. 未来の破片
M14. リライト
M15. ループ＆ループ
M16. 君という花
M17. マーチングバンド
-encore-
En01. 踵で愛を打ち鳴らせ
En02. ソラニン
En03. 転がる岩、君に朝が降る

※LIVE直送 from 東京電台vol.1 ASIAN KUNG-FU GENERATIONの詳細やライブフォトは、
後日本誌BEEASTにて余すとこなくレポートをお届けする予定！お楽しみに！！

◆ASIAN KUNG-FU GENERATION 公式サイト
http://www.asiankung-fu.com/

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