【NEWS】舞台『あさひなぐ』本日より上演　齋藤飛鳥、生駒里奈ら意気込み語る

2017年05月20日

舞台と映画の連動プロジェクト　乃木坂46がなぎなたに体当たりで挑む
舞台『あさひなぐ』　主要キャストが会見

TEXT：鈴木亮介　PHOTO：矢沢隆則　

舞台『あさひなぐ』がきょう・5月20日（土）より東京・EX THEATER ROPPONGIにて上演される。齋藤飛鳥ら乃木坂46のメンバー8人が出演することで話題になっているが、この公開を前にきのう・19日（金）、主要キャストによる記者会見とメディアを対象にした公開稽古が行われた。

同作はこざき亜⾐原作の人気コミックを舞台化したもので、“美の武道”と言われるなぎなたに､青春を懸けた少女たちの成長を描く物語だ。9月には同作の映画化も決まっており、西野七瀬（乃木坂46）が主役・東島旭役を演じることが決まっている。

舞台版『あさひなぐ』の主演を務めるのは齋藤飛鳥だ。本格的な舞台演劇の出演は今作が初ということで、元々感情表現が薄く、表情筋が動かないのことをコンプレックスに感じており「舞台には向いてないのでは」と自信が持てなかったという。しかし会見では「やっていくうちに、ステージに立つ楽しさを知れた」と胸の内を語ると、共演者の真琴つばさから「セリフにエネルギーがあります」と絶賛され、照れくさそうにしていた。

また、なぎなたに関しては全員未経験ということで、「みんななぎなたを握ったことがないところから始めて、一緒にステップアップした」と齋藤飛鳥が話すと、部長・野上えり役の生駒里奈は「初めての殺陣、なぎなた…初体験の苦労がたくさんある稽古期間だった」と苦労を明かした。主人公とライバル高校の的林つぐみ役を演じる井上小百合は「繊細な心情と荒い口調とのギャップをうまく表現できたら。乃木坂だとバレないように最後まで演じたい」と意気込みを語った。

そして、主人公・旭が憧れを抱くライバル校のエース・宮地真春役の若月佑美は、映画版の同役に乃木坂46の白石麻衣が決まったことにふれ、「映画ではまいやん（＝白石麻衣）の役。でも舞台を観て『若月も行けるんじゃないか』と言ってもらえるように頑張りたい」と話した。

舞台の見どころについて、なぎなたを実際に披露するシーンはもちろんのこと、「アイドルらしからぬ、激しく暴力的なシーンも見どころ」とのことで、会見のあとには取材陣を前に公開稽古も披露された。生駒里奈の「ようこそ、なぎなたの世界へ」という決め台詞をきっかけに主要キャスト全員が揃うシーンでは、軽快なサウンドに合わせて2m超のなぎなたを全員が持ち、綺麗なフォーメーションで踊り、舞台ならではのダイナミックな様を披露した。また、練習試合の打ち合いでは、面をかぶっていて表情が見えない中、個々のキャラクターを声と仕草で全員がしっかりと演じきった。

舞台『あさひなぐ』は2017年5月20日（土）から東京・EXシアター六本木で上演。その後6月に大阪・森ノ宮ピロティホールおよび名古屋・愛知県芸術劇場大ホールでも上演される。

◆公演情報
舞台『あさひなぐ』
脚本・演出：板垣恭⼀
出演：齋藤⾶⿃、井上⼩百合、新内眞⾐、若⽉佑美、⽣駒⾥奈、
　　　堀未央奈、衛藤美彩、北野⽇奈⼦、
　　　七瀬公、大音智海、下司尚実、白勢未生、小山雲母、萩原麻乃
　　　⽯井⼀彰、則松亜海、
　　　真琴つばさ　

スケジュール：
・2017年05月20日（土）～05月31日（水）【東京】EX THEATER ROPPONGI
・2017年06月02日（金）～06月05日（月）【大阪】森ノ宮ピロティホール
・2017年06月09日（金）～06月11日（日）【愛知】愛知県芸術劇場　大ホール

◆舞台化・映画化『あさひなぐ』　公式サイト
http://asahinagu-proj.com/