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【NEWS】奥田民生50祭“もみじまんごじゅう”開催 1日目レポ

2015年05月13日

祝!奥田民生50歳!「奥田民生50祭“もみじまんごじゅう”」地元広島にて開催!
新曲初披露あり&豪華ゲスト登場!全国ライブビューイングも
~DAY 1~

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PHOTO:山本倫子

奥田民生の生誕50周年を祝い、2015年5月11日(月)と12日(火)の2日間にわたり「奥田民生50祭 “もみじまんごじゅう”」が奥田民生の地元・広島の広島文化学園HBGホールにて行われた。

5月12日(火)に、ユニコーンのメンバーとしては川西幸一手島いさむに続き3人目に50歳を迎えた奥田民生。その生誕祭ライブ「奥田民生50祭 “もみじまんごじゅう”」の、2日間で4000枚のチケットは瞬く間にソールドアウトとなった。

公演初日・5月11日(月)は、奥田民生~バンドMTR&Y~地球三兄弟、そしてユニコーンが登場。誕生日当日の2日目・5月12日(火)は、奥田民生~弾き語り~サンフジンズ、そしてユニコーンが登場した。

チケットにはダウンロード音源として新曲2曲が付録された。タイトルは奥田民生が作詞・作曲し、新たな決意をシニカルかつゆるーくブルージーに歌うアニバーサリーソング「私はオジさんになった」と、メンバーから奥田民生に捧げた、ハイトーンボーカルも必聴のHM/HRソング「ロック! クロック! オクロック!」がついており、それぞれライブで演奏された。

さらに、この模様は全国20カ所の映画館およびライブ会場にてライブビューイング放映が行われ、全国のファンも各地で声援を送った。

以下、オフィシャルテキストと写真による2日間のライブレポートをお届けする。


奥田民生50祭“もみじまんごじゅう”DAY1 ライブレポート

奥田民生生誕50歳前夜ということで開演前からお祝いムードの広島文化学園HBGホール。今回のお祭りの最初のアクトは奥田民生~バンドMTR&Y~。お馴染みのバンドメンバー、小原礼(Bass)、湊雅史(Drums)、斎藤有太(Keyboard)と奥田本人がステージに揃い「最強のこれから」からライブがスタート。本人から「ありがとう~、誕生日ありがとう~」というコメントが飛び出すと会場は和やかなムードに。「(今日は)先が長いんでセーブしたいと思います、ペース配分が分からないし、明日もあるからね(笑)」という流れからしっとりと始まった「スカイウォーカー」で、すっかりと会場は<民生ワールド>に。ボーカリストとしても唯一無二の個性を持つ奥田の歌声でホールが満たされた。
 
「なんでもっと」を歌い終わると、「思えば川にっつぁん川西幸一)が50になったときにあんなことをやったばっかりにやらないと行けない流れになって…来年はABEDON阿部義晴)が50になってそんなことをしているうちに川にっつぁんが今度は60になっちゃう(笑)。それにこのタイミングでカープが凄いとこになっていますが、引き続き応援のほどよろしくお願いします」と地元愛たっぷりのいかにも奥田らしいコメント。ラスト2曲演奏した「イージュー★ライダー」、「風は西から」新旧のヒット曲はオーディエンスも大合唱でMTR&Yは出演を終えた。

 

 
続いて登場したのは地球三兄弟地球三兄弟は、THE EARTH桜井秀俊)とスパ de SKYYO-KING)の真心ブラザーズの二人と、Oしゃん奥田民生)からなるユニット。そしてこの日はサポートとして、奥野真哉ソウル・フラワー・ユニオン)と伊藤大地SAKEROCK)の二人も出演。ステージ上にTHE EARTH以外の4人が揃うと、最後に真っ赤なラメのジャンプスーツにみを包んだTHE EARTHが登場し、会場は大爆笑、そのまま西城秀樹の「傷だらけのローラ」の<ローラ>を<Oしゃん>に変えて歌い出し、更に会場は盛り上がりをみせる。「Oしゃん、おめでとう」というTHE EARTHは「ローリーに借りていたピンクから今日のために新調したスーツです!」と衣装が新作であることをアピール。会場大爆笑のまま「呼びにきたよ」「アースより愛を込めて」を演奏。
 
Oしゃんが「この二人が良かったころの曲を…」と言い出すと「終わったみたいに言わないでよ(笑)」とTHE EARTH。名曲「サマーヌード」が演奏され、最初にボーカルを取ったのはOしゃんで、この贅沢なコラボレーションまま「絵」まで終了すると、スパ de SKYがドラムに移動、伊藤大地は<口笛を担当>ということでパートチェンジ。さらにTHE EARTHは何とバイオリンを持って「アースの休日」を演奏し大歓声。地球三兄弟のステージは朗らかなエンタテイメントがそこかしこに散りばめられている。ここで伊藤大地が舞台を降り、Oしゃんがドラム&ボーカル、スパ de SKYがベースを担当して「うかんでいる」を披露すると最後のナンバー「すっごい汗」に。奥野真哉も袖にはけると地球三兄弟のメンバーだけがステージに残った。THE EARTHが「僕もふたりと同じスーツ作ってもらったんですけど、着る機会が無いんですよ」と言いつつ非常にピースな空間を作り上げて地球三兄弟のステージが終了した。

 

 
そしてセットチェンジの後、満を持してユニコーンが登場。古いガレージを彷彿とさせるような鉄むき出しのステージに天井からは鎖がかかり、中央にはユニコーンのメタルロゴがセッティングされ、上下に積み重ねられたマーシャルのアンプがまるでAC/DCばりに積み上げられた<ロック>なセットの中、「Loudness」が鳴り響く。ハードロック&ヘビーメタル・テイストの黒いつなぎに身をまとい長髪のウィッグにサングラスを付けたメンバーが登場し、会場は割れんばかりの歓声に。最後に奥田民生ことOTが登場し、最初に演奏したのは新曲「ロック!クロック!オクロック!」。ヘビーなサウンドとステージ上に仕掛けられた火柱の演出で一気に会場のムードがハイテンションに。そしてステージに映しだされたスクリーンにはそんなハードなサウンドと裏腹のいかにもユニコーンらしい洒落っ気たっぷりのシュールな歌詞に笑うオーディンエンスが続出している。
 
演奏を終え、ウイッグを取ると大ヒットナンバーの「大迷惑」へ。OTによる「広島ー!」の掛け声のもと、先ほどがマックスかと思われた会場のテンションがもう一段高くなる熱狂っぷりだ。それに応えるようにOTもステージ左右を移動してオーディエンスを操っている。畳み掛けるようにユニコーン再結成後最初のヒット曲「WAO!」へ。ボーカルを取るABEDONはサビの<WAO!>を<50!>に変えて祝福ムードを盛り上げ、「奥田くん50歳おめでとう!」と今日数度目となるお祝いコメントにユニコーンのメンバー全員が笑顔になっているのが印象的だった。そして「ロック幸せ」「ペケペケ」と往年の名曲披露に、幸運にもこの公演のチケットを手に入れて会場でユニコーンと一体になれるファンの歓喜が伝わってくる。次から次へと投げ込まれるまるで主役の楽曲にオーディエンスも休む暇が無い。
 
そして最新のアルバム『イーガジェケジョロ』よりこのセットにぴったりな「ユトリDEATH」を。OTのボーカルの太さ、伸び、存在感が堪能できるこの曲が歌い終わると、もう一つの新曲「私はオジさんになった」を披露。現代批評とも取れるシニカルな歌詞が染みわたる奥田民生の真骨頂とも言える内容に改めてミュージシャン、奥田民生の懐の大きさを実感できた。「「私はオジさんになった」に比べると「ロック!クロック!オクロック!」はカロリーの消費量が80倍くらい違う(笑)」と笑わせるとオーディエンスにも手拍子を促しつつ「はいYES!」へ。演奏が終わるとABEDONがステージ上の定位置から降りてきて「SAMURAI5」を演奏、今日何度目かのピークが会場を包んでいた。本編のラストはお馴染み「Feel So Moon」。会場でグッズとして販売されていたライトが会場中で照らされるなか、「ありがとうございました!」という奥田民生
 
そして少しのインターバルを置いてアンコールへ。まずは手島いさむABEDONが「Smoke On The Water」のリフをセッションして盛り上げる。ABEDONのギターには電飾が仕掛けられており、それが光る様子にも歓声が上がる。そんな中にひとりプレスリー風にもみあげをつけて、衣装を変えたOTが登場。会場はまたもや大爆笑の歓迎ムード。前回の『イーガジャケジョロツアー』のアンコールのツアーの際に名物コーナーとなっていたABEDONのボイスチェンジャー付きMCマイクをここでABEDONOTへパス。「今日はどうもありがとう、アンコールどうもありがとう」とOTのハイトーンボイスになったMCにまたもや大爆笑、そして「人生は上々だ」が披露された。アンコールのラストは「すばらしい日々」。ユニコーンらしい爽快感を残しながら3部に別れた<奥田民生50祭“もみじまんごじゅう”>も終了。「それでは次はEBIの50祭をお楽しみに!」のOTからのMCに会場中のファンが、また楽しみを一つ増やしたに違いない。まさに<楽しければ何でもあり>と言わんばかりに貪欲にエンタテイメントを追い求めるユニコーンがスピードを緩めるどころか、加速させている印象を受けるような<奥田民生>づくしの5月11日が閉幕した。

ot103◆DAY1 セットリスト
奥田民生~バンドMTR&Y~
M01. 最強のこれから
M02. 御免ライダー
M03. イナビカリ
M04. スカイウォーカー
M05. なんでもっと
M06. 快楽ギター
M07. イージュー★ライダー
M08. 風は西から
地球三兄弟
M01. 傷だらけのローラ
M02. 呼びにきたよ
M03. アースより愛をこめて
M04. サマーヌード
M05. 絵
M06. アースの休日
M07. うかんでくる
M08. すっごい汗
ot104ユニコーン
M01. ロック!クロック!オクロック!
M02. 大迷惑
M03. WAO!
M04. ロック幸せ
M05. ペケペケ
M06. ユトリDEATH
M07. 私はオジさんになった
M08. はいYES!
M09. SAMURAI 5
M10. Feel So Moon
-encore-
M11. 人生は上々だ
M12. すばらしい日々




ユニコーン 『私はオジさんになった』Music Clip


ユニコーン 『ロック!クロック!オクロック!』Music Clip


◆ライブ情報
「ユニコーン EBI50祭 “海老乃大漁祭”」
日程:2015年10月2日(金)・3日(土)
 開場 / 開演:10/2:18:00 / 19:00 10/3:16:00/17:00
会場:パシフィコ横浜
チケット料金:特等席10,800円(税込/お土産・ダウンロード音源付)
 一等席 8,640円(税込/ダウンロード音源付) ※3才以上チケット必要
一般発売日:8月22日(土)
問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888 (Weekday 12:00→19:00)
出演者:ユニコーン and more…

※今回の公演チケットも、EBI50祭用に新たに録りおろされる新曲のダウンロード音源付き!

<SMA☆アーティスト先行>
受付期間:5/11(月)22:00~5/19(火)18:00
受付URL:http://smam.jp/unicorn/ (携帯・スマホのみ)
※デザインチケット特典(当日会場にて引き換えとなります)

◆ユニコーン EBI50祭“海老乃大漁祭”特設サイト
http://unicorn.jp/special/ebi50event/


zannen_cover◆リリース情報
『残念な夫。 サウンドトラック』
・2015年03月18日(水)発売予定
初回生産限定盤(CD+DVD) KSCL-2565~2566 ¥3,000+税
通常盤(CD) KSCL-2567 \2,500+税
<CD収録曲>
M01. はいYES! 
M02. トキメキーノ
M03. We are All Right
M04. 晴天ナリ
M05. ゆめみら
M06. 頼みたいぜ
M07. HELLO
M08. AUTUMN LEAVES
M09. ひまわり
M10. 薔薇と憂鬱
M11. パパは金持ち
M12. 幸福
M13. 自転車泥棒
M14. PTA ~光のネットワーク~
M15. 人生は上々だ
M16. おかしな2人
M17. 服部
M18. ペケペケ
<DVD収録曲> ※初回生産限定盤のみ
M01. はいYES! 馬カーリングver.
M02. はいYES! Music Clip

4PAN1T-Coverstory-Verbs-REVThe Verbs『Cover Story』
・2015年3月18日(水)発売
KSCP-941 \2,778+税
<収録曲>
M01. Till the End of the Day
M02. Baby Blue
M03. Black Is Black
M04. Easy Now
M05. United We Stand
M06. Glad All Over
M07. I Saw the Light
M08. You Showed Me
M09. Have You Ever Seen the Rain
M10. I’m Not Lisa

JK『OT REMASTERS』
2014.10.21 Release!
11CD+1DVD / SP盤風スペシャルパッケージ
SECL-1582~1593 / \20,000+税
※完全受注生産盤

SEKL15821593『OT DONUTS BURN』
10 Analogue 7 inch disc / SP盤風スペシャルパッケージ
SEKL-10~19 / \12,000+税
完全生産限定盤:規定数に達し次第予約受付終了
<収録曲>
M01. ハネムーン
M02. BEEF
M03. 人間2
M04. ワインのばか
M05. 夕陽ヶ丘のサンセット
M06. メリハリ鳥
M07. 御免ライダー
M08. ドースル?
M09. 快楽ギター
M10. SUNのSON
M11. 彼が泣く
M12. イオン
M13. ライオンはトラより美しい
M14. 青春
M15. イナビカリ
M16. なんでもっと
M17. わかります
074A0680M18. 音のない音
M19. ちょっとにがい
M20. ぼくら



アルバム『O.T. Come Home』
2013年11月27日~発売中

[初回生産限定盤] (CD+DVD+PHOTO BOOK) KSCL-2336~2338 \6,500(tax in)
プレミアムBIGジャケット仕様
Limited Edition Back Stage Pass+Guitar Pick
Exclusive写真10枚付き

[通常盤](CD) KSCL-2339 \3,059(tax in)

[アナログ盤] KSJL-6169~70 \3,900(tax in)

<CD収録曲>
M01.フリー
M02.ちょっとにがい
M03.マイカントリーロード
M04.一輪の車
M05.太陽の野郎
M06.息するように
M07.チューイチューイトレイン
M08.ぼくら
M09.風はどこから
M10.風は西から
M11.フリーザー
M12.かいあって
M13.拳を天につき上げろ (アルバム・ヴァージョン)

<初回盤 特典DVD収録曲>
○拳を天につき上げろ (Music Clip)
○LIVE AT JOIN ALIVE 2013
愛のボート
なんでもっと
CUSTOM
さすらい


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【レポート】奥田民生 2013ツアー“SPICE BOYS”
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http://www.beeast69.com/feature/26962
【特集】Dream Power ジョン・レノン スーパーライブ2011
http://www.beeast69.com/feature/7025

◆奥田民生 オフィシャルサイト
http://www.okudatamio.jp/

※このニュースはソニー・ミュージックレーベルズ提供の情報を掲載しています