演奏

地獄カルテット NOV地獄

TEXT:加藤伸太郎 PHOTO:桜坂秋太郎

超テクニカルバンド地獄カルテットの個々のメンバーがプロデュースする4ヶ月連続マンスリーライブ!『4ヶ月連続ライブ~百鬼夜会~』がスタートします!本誌BEEASTではそのすべて(4回)をレポートでお届け!まずは本日2010年11月6日、池袋BLACK HOLEで「NOV地獄」開催!NOV(Vocal)を中心に構成された内容で、ゲストバンドはNOVとは古い付き合いであるMEPHISTOPHELES

まず最初に登場はMEPHISTOPHELES。メンバーは、梅原“ROB”一浩(Vocal)・沢井比河流(Guitar)・梶谷禎(Guitar)・宇高光(Bass)・佐藤潤一(Drums)。SEとともに幕が開き、「GET HIGHER」。激しいドラムビート!そしてこれぞメタル!歪みのツインギターが炸裂です!気持ちよく響くスネアドラムと、Udo Dirkschneiderバリの歌声に、満員の会場は早くもメロイックサインで埋め尽くされています!

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ツーバスがドコドコと鳴り響く中、ツインリードの重圧かつ、切り刻まれるような鋭いギターリフに、ドライブしたベース音が重なり、これぞMEPHISTOPHELES!スピード感抜群のナンバーでは、メンバーのヘッドバンギングも強烈!逆立てられた髪の毛がガンガン振りまくられると、オーディエンスもそれに負けじと髪を振り乱す!凄い光景!ヘッドバンギングとは、まるでMEPHISTOPHELESためにがあるかのよう!

MCでは梅原“ROB”一浩が、NOVとの繋がりなどを話してくれます。「WIPE OUT」では、弦楽器隊の三人が決まったところでバチッと後ろに大回転したり、ギターを掲げあげたりと見ごたえも抜群!!!これだけ速く弾き倒して、こんなにバッチリ決められるともう鳥肌ものです!熱いライブの中、何と次のMCでは宇高光の脱退発表が!東京は今日が最後のライブということ。残念です。

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「I’M GETTING READY FOR THE FIGHT」が始まりると、素晴らしいギターリフ!伸太郎好みのフックが聞いててもうたまりません そしてギターのアーミングで馬の鳴き声を思わせるプレイも素晴らしい!「いくぞー!」という梅原“ROB”一浩の叫びに、関係者席から思わず声をあげてしまう伸太郎です。バンドの演奏力が試される“タメからの楽器隊のドカン!”みたいなメタル大爆発は、もう圧巻の一言。めっちゃくちゃしびれます!

スラッシュテイストなメロディーも際立つ曲に、ボーカルを支えるコーラスも物凄くカッコイイ! そしてラストの「BE CARRY IN GAMBLING」。重たいビートのナンバーですが、野太い声を使い分けての歌が最高です。MEPHISTOPHELESの素晴らしいライブに感動したオーディエンスが、思わずエアギター!沢井比河流梶谷禎になりきってます!ファンを虜にするギタープレイの魅力は本物です。伸太郎も鳥肌立ちました!そして大歓声と拍手に包まれながら、ステージ終了です。

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◆MEPHISTOPHELES 公式サイト

http://www.mephistopheles-tokyo.com/

◆セットリスト
M01. GET HIGHER
M02. VIA DOLOROSA
M03. WIPE OUT
M04. BAKU
M05. YOU KEEP ON TRYING
M06. I’M GETTING READY FOR THE FIGHT
M07. DEATH GAME
M08. INTO THE NIGHTMARE
M09. BE CARRY IN GAMBLING

◆インフォメーション

2010年11月26日(金)【札 幌】SUSUKINO 810

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MEPHISTOPHELESの熱演で、会場は完全にヒートアップ。その熱は、地獄カルテットへ受け継がれます!怒涛のスラッシュビートとともに、「NOV地獄」 スタート。NOVの地獄の叫びで「悪漢のあとかくし」!とんでもないライブになるぞ!と伸太郎の直感が働きます。メンバーは今夜の主役NOVと、本誌BEEASTのコラムニストでもお馴染みの“7弦スター”こと小林信一(Guitar)。そしてMASAKI(Bass)・GO(Drums)。

GOの地獄ビートに乗っかる弦楽器のユニゾンプレイは異常!人間離れしたプレイが展開されます!何がどうなっているのかまったくわかりません!そこに圧倒的なパワーで会場に響き渡るNOVボイス!地獄カルテット恐ろしいバンドです!メロディアスなフレーズに、超高速のユニゾンプレイで頭が吹っ飛びそうです!時折プログレッシブな展開にも、余裕の表情でバッチリと決められるテクニシャンぞろいのテクニックプレイに、オーディエンスも圧倒されまくり!

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MCでは、関西弁のNOVが暴走特急のごとくしゃべり倒す地獄!このギャップが地獄ファンにはたまらないのです!面白いMC、一気に笑いと笑顔に包まれ、NOVの魅力にクラクラです。横からMASAKIが、落ちついてしゃべりなさい!との一言にもめげず、NOVNOVキャラを貫きます。「一緒にと跳びましょう!」の一声で「幻の楓」がはじまり、イントロからのブラストビートにもう音の雨がとまらない!

フロントの三人はハイテンションなプレイをしながら、かなりアクティブに動きまわります。圧倒的なバスドラムの音圧と躍動感あふれるドラミングの凄さに、ベースのボスハンドタッピングプレイが加わり、ギターの高速タッピング!もうどうにでもして!というような凄すぎるプレイを目の前に、開いた口がふさがりません!でもMCタイムは、MASAKIの「我々がぁ!地獄カルテット」の掛け声で、各自ポーズを決めるお茶目なメンバーが最高です。

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そして聖飢魔IIのトリビュートアルバムに参加したとのことで、カバー曲「アダムの林檎」を地獄バージョンで披露!スピード感MAXなそれは本家の楽曲をより引き立たせるようなアレンジに加え、地獄カルテットならではのテイストも入り、大満足の一曲!カッコイイ!そして15年間温めたというNOV作曲のメタルナンバー「其の私」(新曲)。爆笑アレンジ秘話が、小林信一MASAKIから語られます。シンフォニックなイントロからの、メロウに聞かせる一曲にオーディエンスは拍手喝采。

「君の後ろに僕はいるよ」になると猛烈なヘッドバンギング。曲構成がとてもよく、ラストはコーラスとともにしっとりとした素敵な終わり方に、地獄カルテットのレンジの広さを実感します。「存在の成りゆき」では、刻まれる複雑ギターフレーズのイントロから始まり、ソロでは左手だけでギターを弾くレガートプレイや、スウィープからのタッピングと、ギターキッズ大満足のプレイ満載の一曲です。そしてMCでは、もう誰も止められないNOVのおしゃべりに会場は地獄カルテット一色の世界となってます!

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MASAKIが音頭をとる「地獄」コールがはじまり、「勇者の孤独」へ。ドラムの激しいビートに、首が取れるくらいの大きなヘッドバンギングで応戦するオーディエンス。会場は“ヘドバン地獄”と化してます!サビではこぶしが高く掲げられ、これぞメタルのライブ!「螺旋の民」ではどこから出ているのか?と思うNOVの地獄の雄叫びが、会場をクライマックスへと誘います!

地獄カルテットというバンド名に劣らない、いえ、そのイメージ以上の地獄カルテットがここにいます!凄腕のメンバーが集まっているだけじゃありません。バンドとして一つの形になっていて、アンサンブル含めてすごく勉強になります。同じメタルプレイヤーとして、伸太郎も勉強させてもらいました!ありがとうございます!

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◆地獄カルテット 公式サイト

http://zigoku4.com/

◆セットリスト


M01. 悪漢のあとかくし
M02. 明日のあなたは何処へ
M03. 幻の楓
M04. 永遠の微笑
M05. アダムの林檎(聖飢魔II Cover)
M06. 其の私
M07. 君の後ろに僕はいるよ
M08. 存在の成りゆき
M09. 勇者の孤独
M10. 螺旋の民
-encore-
M11. BREAKER (Accept Cover)

◆インフォメーション

2010年12月04日(土)【池 袋】BlackHole

2010年12月18日(土)【渋 谷】MI JAPAN

2011年01月22日(土)【新 宿】MARZ

2011年02月19日(土)【新 宿】MARZ

2011年02月25日(金)【新木場】1st RING

2011年03月12日(土)【赤 坂】J ROCK CAFE

2011年03月20日(日)【金 沢】van van v4

2011年03月26日(土)【大 阪】Club ALIVE!

2011年03月27日(日)【名古屋】HOLIDAY NAGOYA

2011年04月02日(土)【新 宿】Wild Side Tokyo

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そしてアンコールに登場した地獄カルテット。アンコールは、MEPHISTOPHELESのメンバーを加えて、NOVが大好きだというAcceptの「BREAKER」。ツインボーカルの強烈なプレイに感動!素晴らしい地獄カルテット!この素晴らしさを味わいに、まだ地獄未体験の方は、ぜひライブ会場へ!「NOV地獄」 の後は「MASAKI地獄」です。『4ヶ月連続ライブ~百鬼夜会~』はまだ3回残っています!それ以外のライブもありますので、公式サイトをチェックしてくださいね!



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