特集

lead_AT26

TEXT:桜坂秋太郎

国内のロックシーンの最先端を駆け抜け、輝き続けるフロンティアたちの横顔に迫るインタヴュー特集「ROCK ATTENTION」。第26回に登場するのは、浜田麻里。言わずもがな、日本が世界に誇るロッククイーン、誰もが認める歌姫だ。つい先日もTV番組の『FNSうたの夏まつり』で、その圧倒的な唄を披露したばかり。先日8月7日に、デビュー30周年を記念したベストアルバム『INCLINATION III』が発売となった!それに合わせて、本人へBEEAST流の直撃インタヴューを実施したいと思う。
 
日本にこの人あり!と言えるシンガーはとても数少ない。特に女性のロックシンガーということになると、それはもう数えるのが怖いくらいだ。浮き沈みの激しい音楽シーンにおいて、30年間もシーン最前線で実力者であり続けるというのは、並大抵のことではない。そんな浜田麻里は、30年という節目に何を思っているのだろう。少しでも聞き出せたらと思いながら、渋谷の街を歩く。インタヴュー会場となったレーベルの会議室に到着すると、にこやかな笑顔で、浜田麻里が迎えてくれる。
 
TKCA-73950-web私事で申し訳ないが、実は今から30年前、デビューして間もない浜田麻里と握手をしたことがある。これは若い頃の私の自慢の一つだったのだが、原宿の駅前にあったオシャレなラーメン店だ。浜田麻里とマネージャーが食べているそばで、私とバンド仲間も一緒にラーメンを食べた。当時すでにファンだった私は、思い切って握手をしてもらい、大感激だった青春の一コマ。たまたま居合わせただけの、奇跡的な遭遇だったにもかかわらず、「オレ、浜田麻里とラーメン食って、握手してもらったことあんだぜ!」みたいな恥ずかしき若気の至りトークを繰り返した記憶がある。
 
そんな話はするつもりもなかったが、やはり私にとって浜田麻里といえば、あのラーメン店が強烈な想い出として残っている。その後、何度LIVEに通ったかわからないが、どうしても原体験があの時の握手なのだ。インタヴュー前に、そんな30年も前の想い出話を、嫌な顔もせずに聞いてくれる浜田麻里を前に、BEEAST流インタヴューをスタートしてみよう!
 

◆浜田麻里 プロフィール(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
 
中学時代よりスタジオヴォーカリストとして、CMソング等の仕事を始める。大学時代に参加した女性ロックバンド『MISTY CATS』が“EAST WEST’81”の東京ブロックに出場し、スカウトされる。83年4月21日、アルバム『LUNATIC DOLL』でデビュー。アイドル全盛時代に、本格派女性ロックボーカリストとして瞬く間にスターダムにのし上がり、ヘヴィメタルの女王として確固たる地位を確立する。

87年よりレコーディングの拠点をL.Aに移し、海外のトップミュージシャンとのコラボレートが始まる。それと同時に、それまでのハードロック・ヘヴィメタル色の強い作品だけでなく、より幅の広い音楽性を発揮しはじめる。88年、ソウルオリンピックNHKイメージソング『Heart and Soul』が初のベスト10入りとなるオリコンチャート6位を獲得。

それまでのロックファンだけでなく、一気にナショナルアーティストとしての認知を得る。

翌89年にリリースしたシングル『Return to Myself~しない、しない、ナツ~』、アルバム『Return to Myself』がオリコンチャートで1位を獲得。90年にはTOTOのメンバーとのセッションやL.Aのライブハウス「ROXY」でのライブを成功させる等、内外で精力的な活動をするようになる。

93年、MCA Internationalと世界契約。アジアを中心とした海外でも活動をするようになる。94年、ヨーロッパに進出。KIM WILDと共にヨーロッパツアーを敢行。日本が誇る女性ヴォーカリストとなる。

97年のレコード会社移籍に伴い活動が一時停滞し、コンサート休止期間に入るも、アルバムリリースを柱とした音楽制作をコンスタントに続け、2002年にはライヴ活動も再開。精力的な音楽活動が戻る。

デビュー20周年、そして25周年と、スペシャルコンサート、ツアーを行い、各コンサートDVDや記念CDを多数発表。盛況のうちにアニバーサリーイヤーを終える。

2010年発表の『Aestetica』、2012年発表の『Legenda』、それぞれのライヴDVDも好評を得る。
現在はデビュー30周年に突入し、30周年アニバーサリーベスト「Inclination lll」をリリース。待望の30周年ツアー、2014年4月には東京国際フォーラムでのスペシャルライヴが予定されている。

世界を知る数少ない日本人アーティストであり、今再び期待が高まる先駆者である。

視聴:Historia

視聴:Ash And Blue

視聴:Somebody’s Calling

 

—デビュー30周年おめでとうございます!

 
浜田麻里:ありがとうございます。
 

—デビュー30年の節目のアルバム『INCLINATION III』がついに発売となりましたが、30年という時間は、振り返ってみてどうですか?

 
浜田麻里:そうですね。色々なことが、それこそ、ありすぎるくらいありました。でも、割と楽観的な性格なので(笑)、嫌なことは忘れてしまうタイプなんです。時間的には早かったような気がします。
 

—30年の活動で、作詞だけでなく作曲にも徐々にウエイトを置いてきたような気がしています。曲作りは意図的に増やしてきた感じですか?

 
浜田麻里:今でも、人の曲ですべて(作品が)まとまるなら、その方が楽だなって思っています(笑)。ただ、自分でもアルバム制作の時期に入ると、自然と曲を書きためていく感じなんです。そういう風になってから、もう随分と長いですね。
 

—なるほど。創作としては以前から変わっていないのですね。

 
浜田麻里:最終的に曲をセレクトするのは私なのですが、結構自分の曲を外してしまうことが多いですね(笑)。それで人の曲が多いイメージがあるかもしれませんが、曲そのものはかなりの数を書いています。
 

—自分の曲を外せる(使わない)判断ができるのは、すごいですね。思い入れなんかが邪魔して、なかなかできないと思います。

 
浜田麻里:私は逆に自分の曲の方が、躊躇なく落としやすいです(笑)。ただ、たまたまですが、ここ数作については、今までよりも自分の曲のアレンジが良かったりして使うことが多くなっているかもしれません。
 

—セルフプロデュースができるアーティストって本当に少ないと思います。麻里さんが、どれほどの才能をお持ちなのかと考えると、実に恐ろしいですね(笑)。

 
浜田麻里:私にとっては、自分のことをよくわかっている自分が、すべて決めていくのは普通の感覚で、当たり前の話みたいな感じです。
 
680w2
 

—『INCLINATION』は、活動10年単位でリリースしているベストアルバム的なものですが、今回の『INCLINATION III』は3枚目にして30年。収録曲をセレクトする時に、何か思ったことはありますか?『INCLINATION』や『INCLINATION II』の頃を含めて教えてください。

 
浜田麻里:『INCLINATION』を出した当時は、その10年間にリリースしたアルバムが多くて、制作時期もとても多忙で、時間に追われながらセレクトした覚えがあります。日本で作った6枚のアルバムと、アメリカで作ったアルバムの対比のような感じにまとめました。でもあの頃は、10年後に『INCLINATION II』を作るなんてことは想像していませんでした。
 

—そうなんですね。

 
浜田麻里:そして次の『INCLINATION II』の10年間は、ちょうどLIVEを休止した時期なんですね。でも、アルバムはコンスタントに作っていました。何ていうか、音楽制作をする自分としてのノウハウ、それを貯めていった時期です。
 

—音楽制作のノウハウというのは、例えば?

 
浜田麻里:普通ならエンジニアがやるような作業も自分でやるようになりました(笑)。音楽制作者としてのスキルを上げられた時期で、色々と蓄積できました。その他、海外進出した時代に英語の発音を本格的に学べたことは大きかったです。
 

—エンジニアがやるような作業って、普通はエンジニアさんがやると思いますが(笑)ご自宅にも本格的な機材の録音環境があるのですか?

 
浜田麻里:そうです。自分で機材をいじって作業しています。
 

—ずば抜けたシンガーでありながら、作詞作曲の創作以外に、制作まで極めちゃうって本当にすごいです。

 
浜田麻里:そういう基盤ができた『INCLINATION II』を経て、まぁ、20周年の時は、次の30年周年もあるかな?って思いはありました(笑)。そして今回の『INCLINATION III』は、LIVEを復活させた時代に当たるので、LIVEをする自分という感覚を強く意識している感じです。
 

—LIVEをやっていたり、休止していたり、再開したりという流れとは別に、アルバム自体はコンスタントにリリースされていますよね。その辺は何か意識されていますか?

 
浜田麻里:一生懸命作ったアルバムを出して、それを皆さんに知っていただく時期が過ぎると、また作ろう!っていう思いが生まれます。意識という意味では、アルバムを出すこと自体を、すごく自然な感じに捉えていますね。
 
680w2
 

—先ほどのセルフプロデュースの話ですが、麻里さんが客観的に作業できるとはいえ、誰かにプロデュースしてもらおう!みたいなのは、全然ないのですか?

 
浜田麻里:実は私よりもノウハウがたくさんあって、凄いアイデアのある方を探したいと思っていた時期があります。ちょうどアメリカに行った頃ですね。その頃は本気で本格的なプロデューサーと出会いたいと考えていました。実際に何人かとお仕事もしてみたのですが……。
 

—麻里さんが求めているようなプロデューサーには出会えなかった……。

 
浜田麻里:そうです。それからの私は、すべてを自分でやることを当たり前にしてきました。
 

—しかし、自分自身でセルフプロデュースというのも、相当大変なことだと思います。

 
浜田麻里:アメリカに行ったことが良かったんだと思います。アメリカに行ったからこそ、私(日本で活躍する浜田麻里)を知らない方とお仕事することができたので。逆に自分自身が、日本で活動する自分のイメージを頭の中に強く持ちながらアルバム制作をしないといけない。そうでないと流されてしまいます。そこで客観的に自分を見る意識が芽生えました。
 

—今回『INCLINATION III』のセレクトは麻里さんがされたと思いますが、初回生産限定盤に付いてくる特典の「Fugitive」もすごく良い曲ですよね。特典を付けるアイデアも麻里さんが出されたのですか?

 
浜田麻里:いえ。レーベルの方から特典に1曲制作してほしいと言われて(笑)。それをお引き受けした形です。
 

—DVDの映像収録のセレクトもされたと思いますが、前作のツアーからの収録が多いですね。

 
浜田麻里:今まで未収録の4曲が前ツアーの映像でしたので、必然的に多くなりました。
 

——楽曲によってレコーディングメンバーが違うのが、麻里さんの一つの特徴でもあるわけですが、各曲のメンバーの選出もされているわけですか?これはこの人に頼もう、みたいな。

 
浜田麻里:はい。もちろんです。誰に頼むかというのは、かなり早い段階から想定して作業しています。
 

—原曲的なラフの段階から、これはあの人のギター!これはあの人のドラム!って考えているんですね。

 
浜田麻里:そうですね。この曲だったら、このドラマー。そして、きっとここはこうプレイするだろうなとか。あのギタリストなら、きっとこうするだろうなとか、頭をイメージでパンパンにしています(笑)。
 
680w2
 

—いちファンとして、ずっと思っているのは、麻里さんのサウンドには統一感があるという点なんです。どのアルバムでも“麻里サウンド”みたいな物がしっかりと存在していて、それはもしかすると麻里さんのセルフコントロール意識から来るのかなと思いますが、どうですか?

 
浜田麻里:確かに、自分のオリジナリティを根本に持っていたいと思います。それは常に意識しているものですね。ただ、新しい作品を作っていく時には、それほど過去にこだわらない感じでやってはいるのですが(笑)。いつも新鮮でありたいという気持ちのほうが強いです。私が中心になっているので、統一感が出てくるのかもしれません。
 

—ちなみにご自宅にも録音環境があるとのことですが、国内レコーディングと海外レコーディングでは、かなり違いがあるものですか?

 
浜田麻里:基本的なところは同じです。すごく大きな違いはないですね。ただ曲によっては、これはアメリカ人のグルーヴが良いとか、これは日本人の方がエモーショナルな演奏をしてもらえるだろうなとか、そういう部分でしょうか。そのために、(日本と海外を)行ったり来たりしています。
 

—これから『INCLINATION III』のツアーがありますが、唄のトレーニングは日常的にしている感じですか?

 
浜田麻里:いえ。日常的にってほどではないですね。唄う機会が続く時は、鍛えないと無理なので、しっかりトレーニングはします。特にツアー前は、相当やらないといけません。そこれこそ、鍛え直すような感覚です。
 

—日常的にトレーニングされているのかと思っていました。今回はまだツアー(11月)まで少し時間がありますね。

 
浜田麻里:私にとってはあっという間ですね。早く準備しなくちゃっていうか(笑)。ツアーが決まったら、それに向けて喉の筋力をつけていく、目標を定めてやっていく感じなんです。
 

—レコーディングの時は特別なことはしないのですか?

 
浜田麻里:レコーディングは、割と気合い一発でもできますが(笑)、ステージはやはり持久力の部分が出てきますので。
 
680w2
 

—変な話ですが、麻里さんのすごい声量で、ハイトーンを出している時って、周りの音は聴こえているんですか?自分の出している声だけで他は何も聴こえていないのでは?って観ていて思うんですよね(笑)。

 
浜田麻里:はい。たまに聴こえない時はありますね(笑)。自分の声だけがバーッとなって、リズムが見えなくなったりします(笑)。
 

—ですよね(笑)。さてさて、今まで圧倒的な女性シンガーとして、その存在をシーンに知らしめてきた麻里さんなので、フォロワー(影響を受けた・リスペクトしている・模倣している等)の数もすごいです。浜田麻里みたいになりたい!と思って歌い始めた女性は、私が知るだけでも、かなりの人数です。でも、ずば抜けた存在である浜田麻里を超えることはもちろん、横に並ぶこともできていないように感じます。その辺についてどうですか?

 
浜田麻里:私は、後に道を残したいなって思ってやってきました。私の前には、道がなかったので、本当に手探り状態でやってきましたが、女性のロックシンガーという道が、私の後ろに多少なりともできればいいなって。そうすれば、続く人も絶対やりやすいと思いますので、そういう意味では、続いてくれる人が、出て来てほしいという思いがあります。
 

—新人をプロデュースするような話はどうですか?

 
浜田麻里:プロデュースしたいと思う人が出てくれば、そういう気持ちになるかもしれませんが、今のところは……(笑)。
 

—麻里さんの場合、デビューより前の活動もありますので、まさに唄にドップリな人生といえます。唄で生きていこうと思ったのは、かなり早い段階ですか?

 
浜田麻里:むしろ、唄しか考えたことがなかったです。子供の時から、私は唄う人だと思っていて、唄うのが夢です!という感じでもなくて、当たり前にそうなってきたというか。オーディションを受けたこともありますけど、運良く早い時期からお仕事をもらって唄ってきたので、夢です!みたいな感じではなかったですね。当たり前にプロとしてやっていくもんだと思っていました。
 

—ロックに限らず、歌手というのは夢にする人が多く、それをつかむつかまない、そういう表現が普通ですよね。最初のボタンからして、かけている場所が違う、そんな印象です。

 
浜田麻里:私はいつもどこか冷めた目で自分を見ていた感じがあります(笑)。有名になりたい!って、ガンガンやっている人が、うらまやしく思うくらいでした。
 

—しかしデビューから30年というと、音楽シーンもかなり変わってきたと思いますが、創作に音楽シーンの移り変わりが影響することはありますか?

 
浜田麻里:純粋な意味では、ほとんどないですね。ハードな音楽をやりたいと思った初期や、バブルな時代ならば軽快さのある物を唄うようになったりと、多少はあるかもしれませんが、あまり影響を受けていないですね。
 
680w2
 

—今回の『INCLINATION III』は歌詞を見ながらじっくり聴きましたが、これだけのクオリティの歌詞を、いつも生み続けられる秘訣とかって何かあるんですか?

 
浜田麻里:歌詞には困ったことがないんです。さすがに最近は、考えすぎて一旦ペンが止まることもありますが、それまでは本当にすらすらと出てきました。何ていうか、天から降ってくるかのような。凄く忙しい時期でも、ペースを落とさないで、よくあれだけ短期間で書いたなって思いますね。昔はツアー中に、次のアルバムの歌詞を書くのが普通でしたから。
 

—曲が先で歌詞は後づけですか?

 
浜田麻里:はい歌詞は後からです。元々言葉を書くのが好きなんですね。そういう部分もイマジネーションを膨らませやすいのかもしれません。そう考えると、私は本当に自分の好きなこと、得意なことを仕事にしてきたんだなって思います。
 

—歌詞以外にも何か書いていますか?

 
浜田麻里:お仕事のしかないですね。パンフレットのエッセイとか、そういう感じですね。音楽から離れた物はないですが、文章を書いたりするのは、それこそ学生の頃から大好きで、得意でしたね。
 

—クリエイティブな作業って煮詰まることが多いと思うのですが、麻里さんは一人で作業されていますよね。バンドならメンバーと色々できますが、煮詰まった時とかは、どのように?

 
浜田麻里:小さい煮詰まりは、頻繁にありますね。でも、比較的それを貯めない方ですね(笑)。一人で作業しているとはいえ、助けてくれるミュージシャンやエンジニアの方もいますし、その人たちに突破口を作ってもらうこともあります。
 

—20周年『INCLINATION II』の時には、次の30周年『INCLINATION III』があるかなとイメージされたということは、今回の『INCLINATION III』の次は、もちろん40周年の『INCLINATION IV』もありますよね?(笑)

 
浜田麻里:どうでしょうか(笑)。自分の体力と喉次第ですね。あとは気力と(笑)。
 
680w2
 

—喉といえば本当に驚きでしかないのですが、麻里さんはまったく年齢で衰えていませんね。

 
浜田麻里:衰えというのとは違いますが、自分で比べてみると、昔のVIDEOを観たりすると、若い声だなって思います(笑)。厳密にいうと、例えば25歳の頃の声と比べたら変化はあるんだなと感じます。きらびやかさの質みたいなものが、若い声とは違うって。でも、声域は、逆に今の方が広くなっているかもしれません。
 

—それは驚きです!

 
浜田麻里:曲調にもよりますが、基本的な声は野太くなってきたかなって。若いクリアな声も、少し発声法を変えて出そうと思えば今でも出せますけど(笑)。
 

—お話ありがとうございました。では最後に、『INCLINATION III』を楽しんでいる方、そしてそのツアーを待っている方へ、コメントお願いします。

 
浜田麻里:私を応援してくださる方は、熱い方が本当に多くて、感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんのご期待に応えられるように頑張ります。

30th心臓に毛が生えている男と言われ、滅多に緊張などしない私。そんな私が久しぶりに手に汗をかいた。憧れの女性を目の前にした男性。細かく表現しなくても、それだけで十分に理解できるだろう。おそらく、多くの人が思う浜田麻里の今の印象は、昔と変わらず美しいということになるはずだ。しかし、私はそれを否定したい。浜田麻里は昔と同じではなく、以前よりもさらに美しい女性になっている。最高に美しいといっても過言ではない。
 
デビュー30周年ということで、よく考えてほしい。少なくとも私はこの30年で、ギラギラした目でナイフを握りしめた少年から、さえないメタボ中年に変身してしまった。
 
インタヴューが終了した後の雑談で、ファンクラブのことを聞いてみると、古くからの人が多く、それこそ30年追っているようなメンバーもかなりいるとか。あとはヒットチャートを賑わせた頃にファンになって、それからずっと応援してくれている人もいるようだ。ファンにとっての浜田麻里は、永遠に歌姫。そして浜田麻里自身も、唄うために生まれた人間という自覚から、これからも歌姫でいつづけることの強い想いがあるように感じた。
 
帰りの車の中で『INCLINATION III』をあらためて聴いてみると、作品からもそれが強く伝わってくる。素直にツアーが待ち遠しく思う。早く今の浜田麻里のLIVEを体感したい。素晴らしいステージを魅せてくれるはずだ。『INCLINATION III』をヘヴィローテーションして、その時を待つことにしよう。

浜田麻里コメント「INCLINATION III」2013.8.7 on sale
★読者プレゼント★
sign浜田麻里のサイン色紙を、抽選で1名様にプレゼント!(9/8締切)
 
ご応募方法は“BEEASTファンクラブ”の方にお届けする「週刊ビースト瓦版(無料メルマガ)」にて記載いたします。
 
BEEASTファンクラブ”はコチラの『BEEASTファンクラブ』ページより簡単登録(完全無料)可能!
 
 
※『ファンクラブ』ページにある登録内容を送信してください。携帯からアクセスされている方はコチラに空メールを送信していただくか、ページ上のQRコードを読み込みの上メールしてください。仮登録の登録画面のメールが届きます。
 
【重要】携帯電話のドメイン指定受信を設定されている方は、prius-pro.jpのメールを事前に受信できるよう設定してください。

 

◆リリース情報
浜田麻里 『INCLINATION III』
TKCA-73950 ¥4,500(税込) 8/7(水)発売
【CD / Disc 5】
M01.Historia (new recording)
M02.Ilinx (re-recording & mix)
M03.Mirage (new recording)
M04.Stay Gold
M05.Fly High
M06.Blue Water
M07.Sing Away
M08.Heartbeat Away From You
M09.Somebody’s Calling
M10.Crimson
M11.There’s A Will,There’s A Way
M12.Ash And Blue
M13.Thousand
M14.Wish
【DVD / Disc 6】“LIVE INCLINATION 2002~2012”
M01.Momentalia [Live Tour 2012 “Legenda”]
M02.Etranger [Live Tour 2012 “Legenda” extra]
M03.Ash And Blue [Live In Tokyo “Aestetica”]
M04.Stay Gold [Live In Tokyo “Aestetica”]
M05.Fantasia [25th Anniversary Tour “On The Wing” in Tokyo]
M06.Summer Days [Live Tour 2012 “Legenda” extra]
M07.Tomorrow [Live Tour 2012 “Legenda” extra]
M08.Emergency [Live 2002 “marigold”]
M09.Don’t Change Your Mind [20th Anniversary Special Concert]
M10.Crescendo [Live Tour 2012 “Legenda” extra]
M11.Somebody’s Calling [Live In Tokyo “Aestetica”]
M12.Evergrace (Ending S.E.)
【初回生産限定盤/特典Disc】
M01. Fugitive
 
★初回生産限定盤のみ、特典CD(新曲1曲収録)、オールカラーフォトブック及びスリーブケース付
★特典:封入応募特典有り
商品封入の応募券でご応募頂いた方の中から抽選で、11月に行われる全国ツアーのバックステージへご招待!!
(※応募券は、「初回生産限定盤」と「通常盤」それぞれの初回生産分に封入)
◆浜田麻里 公式サイト
http://www.mari-family.com/
 
◆浜田麻里 レーベルサイト
http://www.tkma.co.jp/j_pop/hamada/
 

 
◆Mari Hamada 2013 “30th Anniversary Tour”
2013年11月01日(金)【広 島】クラブクアトロ
2013年11月03日(日)【福 岡】ZEPP FUKUOKA
2013年11月08日(金)【大 阪】ZEPP NAMBA
2013年11月10日(日)【愛 知】ZEPP NAGOYA
2013年11月16日(土)【東 京】ZEPP TOKYO
2013年11月24日(日)【北海道】ZEPP SAPPORO
 
◆30周年スペシャルライブ
2014年04月27日(日)【東 京】国際フォーラム ホールA
※チケット一般発売:12月8日(日)10:00~各プレイガイドにて
 
 
 
『INCLINATION III』DISC番号の表記について
この「INCLINATION」は、1作目 “I” からの連続シリーズ(2枚組)です。
DISC番号の表記は「INCLINATION I」から連番になっていますので、今作“III”はDisc5・6と表記しています。

 
 
  コラムニスト
The HIGH
さかもとえいぞう
2019年5月30日更新
人生の宿題その4(最終回)
mondo
中村 “MR.MONDO” 匠
2019年11月23日更新
第十三回「一問一答 Part.2」
PINK SAPPHIRE
PINK SAPPHIRE
2019年4月3日更新
第20回「AYA」
永川敏郎
永川敏郎(Toshio Egawa)
2019年5月29日更新
Progressive Man 第42話