特集

TEXT:鈴木亮介 PHOTO:矢沢隆則

本誌BEEASTが自信を持ってプッシュする太鼓判アーティストの特集、第22弾はガールズバンドの新星・Silent Sirenが登場します。メンバー4人は全員現役の読者モデル。2010年夏の結成以来、原宿のオシャレ好き女子を中心に人気急上昇。2012年11月にシングル「Sweet Pop!」をリリースし、結成からわずか2年でメジャーデビュー。翌月にはワンマンライブも敢行し、今年4月にはメジャー1stフルアルバム『Start→』をリリースし東名阪ワンマンを開催しました。来たる8月14日には3rdシングル「ビーサン」をリリースし、夏フェスへの出演も続々と決定しています。
 

Silent Siren(サイレント サイレン)
すぅ吉田菫/Vocal & Guitar)、ひなんちゅ梅村妃奈子/Drums)、あいにゃん山内あいな/Bass)、ゆかるん黒坂優香子/Keyboard)の4名からなるガールズバンド。
 
2010年夏、人気ファッション誌で活躍中の読者モデルたちでを結成。間違いなし!のビジュアルとは裏腹に、大マジで練習して作り上げた等身大の彼女達の音楽活動は原宿を中心に瞬く間にお洒落大好き女の子の間で話題となる。ブログのアクセス数は4人合わせて1日/25万超えという人気上昇中のSilent Siren略して“サイサイ”は、外見だけじゃなく内面も見逃せない。
 
結成して2年目、2012年2月8日にデビューアルバム『サイサイ』をリリース、そして、3月3日に行われた「東京ガールズコレクション」のオープニングアクトに抜擢され注目を集める。バンドのレギュラーラジオ番組もスタート(FM NACK5、FM-FUJI)するなど、バンド活動を活発化させ、7月4日に2ndアルバム『ラブシル』をリリース!アルバムを引っさげ東京・名古屋・大阪・福島でのツアーを敢行。そのツアーではドリーミュージック・よりメジャーデビューすることを発表。9月13日には新メンバーにKey.ゆかるんを迎え、11月14日シングル「Sweet Pop!」でメジャーデビュー。12月24日には原宿アストロホールにて「サイサイ祭 2012 冬」と題したワンマンライブを開催。
 
年が明け、2013年2月シングル「stella☆」をリリースし、オリコンディリーランキングで10位を記録する。更にはメジャーデビュー1stフルアルバム「Start→」の発売が4月10日に決定、アルバム発売後はひっさげての全国ツアーが予定されている。ツアーファイナルではSHIBUYA-AXのステージに立つ。
 
Vo.すぅのまっすぐで、素直な歌詞はカワイク、、そしてセツナク・・・ それに”カッコかわいい”エレクトロPOPサウンドと”大マジ”バンドサウンドが融合して唯一無二のサウンドになっている。甘辛MIXバンドここにあり!

 
ガールズバンドが増える中にあって、そのキュートなルックスと本気のバンドサウンドは中高生の憧れの的!実際に高校の軽音楽部で取材をしていても「サイサイのようなガールズバンドになりたい」という女子高生の声を耳にします。そこで今回は、Silent Sirenメンバーを直撃!彼女たちが楽器を手にしたきっかけや普段の活動、そして今後の展望など、インタビューを通じてサイサイの魅力に迫ります。
 

「10歳上のお姉ちゃんに憧れてギターを…」(すぅ)
「インドネシアでドラムに出会って」(ひなんちゅ)
—バンド結成のきっかけは、すぅさんとひなんちゅさんが撮影現場で流れた10-FEETをきっかけに意気投合したことだ…と、様々なインタビュー記事で読みました。元々すぅさんはいつ頃、どんなきっかけで音楽を始めたのですか?

 
すぅ:私の場合、10歳上のお姉ちゃんに影響を受けたのがきっかけです。元々お姉ちゃんが音楽好きで、バンドでボーカルをしていて、家ではいつも音楽が流れていました。お姉ちゃんがやっているバンドを観に行って歌っている姿を観て、かっこいいなぁと思っていて…お姉ちゃんはピアノも弾くので、まずその姿に憧れて、私も小学校の時にピアノを習い始めました。
 

—最初はピアノだったんですね。

 
すぅ:小学校6年間ずっとピアノをやっていましたが、中学に入ってからはお姉ちゃんのバンドの方に興味を持ち、中2の頃に初めて自分のお小遣いで1万円のギターセットを買いました。その後、高校1年生の時に初めてガールズバンドを組みました。
 

—最初に買ったギターセットというのは、アコギですか?

 
すぅ:そうです。お姉ちゃんがアコギを弾く姿を見てかっこいいなと思ったのと、ちょうどその頃に学校の音楽の授業でクラシックギターに触れる機会があり、楽しかったのを覚えてますね。バンドっていうとドラムやベースもかっこいいのですが、やっぱり一番メロディアスな感じが分かるのはギターだなって思ったのです。和音があったり、元々なじみのあるピアノに近いなって思って、やりやすいなと思ってギターを選びました。
 

—高1の頃に組んだバンドはどういう編成でしたか?

 
すぅ:学校の同じクラスの子で組みました。ドラム、ベース、ギター2人、ピアノもいたかな…女の子5人です。コピーは色々やってました。アニメ「けいおん」の曲もやったし、マキシマム ザ ホルモンにも手を出したし、Hi-STANDARDGO!GO!7188…色々やってましたね。雑誌『Go!Go! GUITAR』を買って、それに載ってるスコアで気に入ったものがあったらそれをやってみようという感じで幅広くやりました。
 

—ライブも結構出たのですか?

 
すぅ:いえ、文化祭期間限定で組んだバンドだったので、学校の文化祭だけで、他のライブハウスではやってないですね。
 

—なるほど。そしてすぅさんがモデルの仕事を始めるのは高校生の頃でしたよね。

 
すぅ:高校2年生の後半に上京しました。東京に遊びに来た時(雑誌の取材で声をかけられて)スナップを撮って、その後「専属モデルをやってほしい」とスカウトされて、始めることにしました。東京には知り合いも頼れる人もいませんでしたが、そんな中でも私のことを必要としてくれたので、やってみようかなと決意しました。
 

—そうすると、東京に来てから音楽活動は一時休止、という感じでしょうか。

 
すぅ:うーん…そうですね。上京した当初はモデルの仕事が中心でしたが、ひなと会ってすぐバンドを結成したので。
 

—二人が初めて出会ったのはいつ頃ですか?

 
すぅ:いつ頃だっけ?2010年の3月くらいかな?まだ高校生の頃です。
 
ひなんちゅ:でもさ、振袖の撮影したよね。書き初めしたから…
 
すぅ:ってことは2009年?
 
ひなんちゅ:11月頃だね。(私服は)ニット着てたから。
 

—なるほど。じゃあそれほどブランクが空くこともなく、またギターを弾き始めた、という感じなのですね。ひなんちゅさんは、音楽を始めたきっかけは何でしたか?

 
ひなんちゅ:幼少のころはバイオリンをずっとやっていました。5歳から15歳まで10年間、毎週習い事としてレッスンに行って…東京に住んでいた時も、引っ越して兵庫県にいた時も、その後引っ越してインドネシアに行った時も、ずーっとバイオリンだけは持っていって、練習させられていました。
 

—インドネシアでもやってたんですね!

 
ひなんちゅ:そうなんですよ。インドネシアにも先生がいて…で、インドネシアはドレミファソラシドじゃないので(五音音階が主流)、そこも日本とは違った環境で…でも私はどうしてもバイオリンをやめたくて。嫌いだったんですよ。親がやれやれと言うから、とりあえず中学3年生まではやろうと続けていました。
 

—ドラムはいつ頃から始めたのですか?

 
ひなんちゅ:中1~2の頃からバンドを組みたいと思うようになり、でもインドネシアではすぐにバンドを組める状況ではなかったので、まず何か楽器をやることにしました。それで、バイオリンのこともあって弦楽器がどうしても苦手だったので、ドラムを始めることにしました。ドラムを独学で練習して、日本に帰って高校生になったらバンドを組もうと。それで軽音楽部のある学校を受験し入学して、高1でバンドを組みました。
 

—なるほど…でも、なぜドラムなのでしょう?何か積極的な理由があったのでしょうか?

 
ひなんちゅ:(インドネシアでの中学時代)私の教室の前が音楽室で、いつも朝休みに音楽室からドラムの音が聴こえてたんです。1個下の後輩の男の子が一人でドラムを叩いていて、すごく上手いんですよ。内気でおとなしい感じの子なんですけど、その後輩がドラムを叩く姿を見て「うわードラムってこんなかっこいいんだ」って思って。当時私はBUMP OF CHICKENが好きで、その後輩に「BUMP OF CHICKENのこの曲かっこいいよね」って話をしたら、その曲を2日後くらいにやってくれて!私自身はずっとバイオリンという弦楽器をやっていたので、曲を聴く時もメインのメロディを中心にギターとかを聴いていたのですが、後ろのドラムだけを聴いても曲って分かるんだ!っていうことに感動して。
 

—新鮮な感動があったのですね。

 
ひなんちゅ:バイオリンをやっていたからこそ打楽器に興味を持ち始めたのだと思います。それから毎日ドラムを叩くようになって、その後輩とお互い独学で楽しくやっていました。
 

—高校ではどういうバンドを組んでいましたか?

 
ひなんちゅ:軽音楽部に入って、まず自分のやりたい楽器パートを選んで、そこから先輩によって無作為に選ばれたメンバーでバンドを結成しました。全員1年生同士で…気の強い子が多かったと思います。女の子4人で。
 

—そうだったのですね。楽曲はどういうものをやっていましたか?

 
ひなんちゅ:最初はGO!GO!7188Green Dayのコピーをやっていました。その後、学校の軽音楽部が活動停止になってしまい、バンドも解散してしまいました。その後、私とベースの子と、彼女の友人の女の子とで新しいバンドを組みました。
 

—再びガールズバンドですね。

 
ひなんちゅ:はい。高校で軽音楽部に入ってやっと基礎的なことを習い始めた所ですぐに活動できなくなってしまって、結局よくわからないまま、それでもバンドは続けたかったので、何とかメンバーを集めてスタジオに入って、手探りのまま続けていました。当初はJUDY AND MARYなどのコピーをしていたのですが、高2の夏~秋頃には自然消滅してしまい…それから1年ほど、ドラムに全く触っていない時期もありました。
 

—読者モデルの仕事を始めたのはその頃ですか?

 
ひなんちゅ:そうですね。モデルをやりたくて応募した!というわけではなくて、私もすぅと同様にスカウトがきっかけで興味を持つようになり、高3の終わり頃から専属モデルとして活動を始めました。それから大学に入ってすぐすぅに出会って、再びバンドをやることになりました。
 

—バンドをやりたいという気持ちは途中でなくならなかったですか?

 
ひなんちゅ:いや、バンドをやりたいという思いはずーっとありましたね。中1、2からずっとです。だからすぅに出会ってなかったら今バンドを組めていなかったと思うし、本当に出会いってすごいなと思います。
 

「バンドサークルを立ち上げて…」(あいにゃん)
「サイサイのライブは新体操に通じる」(ゆかるん)

 

—続いて、あいにゃんさんが音楽を始めたきっかけを教えてください。

 
あいにゃん:初めて楽器に触れたのは高校生の時で、2歳上の兄がベースをやっていて、兄のライブを観に行った時に「ベースかっこいいなぁ」と思ったのがきっかけです。
 

—お兄さんがベーシストだったのですね。

 
あいにゃん:はい。そもそもベースっていう楽器が何を弾いているか分からないし、最初はギターと一緒なのかなと思ったのですが、ライブハウスに来てアンプから低音の振動が流れているのを感じてベースに興味を持つようになりました。最初は家にある兄のベースを触ったり教えてもらったりして、高2の頃、バイト先で知り合った1歳下の友達と一緒にバンドを組むことになりました。そこから地元のメンバーをたくさん集めてバンドサークルを作って…
 

—「バンドサークル」ですか?

 
あいにゃん:はい。その友達がボーカルで、私がベース。ギターやドラムの子は大学に入ってから見つけました。バイト先が地元のカフェだったので、互いの同級生や地元の友達などを誘って男女10人くらいで結成しました。
 

—活動はどんな感じでしたか?

 
あいにゃん:「サークル」というくらいなので、ご飯を食べに行ったり遊びに行ったりと楽しい活動もありつつ、その中でスタジオに入ったりそのサークルの中でガールズバンドを組んで週1で練習して月1でライブをして…という感じで大学2~3年くらいまで続けていました。バンドメンバーは固定ではなく、例えばサークル内で私がガールズバンドを組みたい!と言ってチャットモンチー椎名林檎さんが好きなメンバーを集めてやろう!と組んだりしていました。
 

—高2頃から大学3年までというと結構長いですね!そこからサイサイ結成までの経緯を教えてください。

 
あいにゃん:ボーカルの子は本気でやっていたのですが、その他の子は就活があるし…ということで自然消滅しちゃって…。その頃、読モの仕事をしていた私は同じバイト先で知り合ったひなんちゅに誘われて、Silent Sirenを結成しました。
 

—では最後にゆかるんさん、音楽を始めたきっかけやバンド歴などを教えてください。

 
ゆかるん:バンドとして活動するのはサイサイが初めてです。小学校低学年の頃にピアノを習っていましたが、その後は家にあるピアノを時々弾く程度で、ガッツリ音楽をやっていた、というわけではないですね。学生時代はずっとクラブチームで新体操をやっていました。
 

—とすると、Silent Siren加入という話を聞いた時は不安だったのでは?

 
ゆかるん:元々みんなのライブをお客さんとして観に行っていたので、もちろん不安もありましたが、声をかけていただいた時は嬉しい気持ちの方が大きかったですね。サイサイは普通のバンドと違ってただ演奏しているだけなく振付もしていたので、「見せる」部分がすごく大きいですよね。私が学生時代にやっていた新体操も見せる競技で、通じる所があって楽しそうだなと思ったし、何よりサイサイの音楽が好きだったので!
 

—確かに、先日ライブを拝見した際にも(参照:Silent Siren Live Tour 2013)、誰よりも手を大きく振って、お客さんを盛り上げようとしている姿が印象的でした。

 
ゆかるん:実際にバンドに加入して演奏してみると、弾きながら、コーラスもしながら、振付もやって、と同時に三つのことをするのがすごく難しいと感じました。一人でやるのとバンドでみんなで合わせるのとでは全然違って難しいなと思いましたけど、それ以上に楽しいなと感じました!
 

「グルーブ感を大切に」「互いの音を意識」…ロック1年生へアドバイス!

 

—続いてバンドの活動について伺いたいと思います。それぞれのモデルとしての仕事も忙しい中、練習はどのようにしていますか?

 
ひなんちゅ:大体週2~3回で、およそ曜日を決めています。撮影は個人個人バラバラであることが多いので、空いている時間に個人練習をして課題を詰めて…という感じです。ライブ前は毎日スタジオに入ったり、夜遅くまで練習します。
 

—スケジュールは誰かリーダー的な人がいて決めて…という感じですか?

 
ひなんちゅ:全員のスケジュールをマネージャーさんが管理しているのをweb上で見られるようになっていて、そこでみんなが自分のスケジュールを確認しつつ、毎週固定のスタジオ練はもちろんありつつ、それプラス「この時間にこのための練習をしよう」「この時間私個人練入ります」みたいなやり取りをします。
 

—バンドの表現として、”自分達らしさ”みたいなものを特に意識していることはありますか?

 
ひなんちゅ:普通のバンドと違って振付があるし、衣装など見て楽しいものもあるし、エンターテインメント性のあるライブにしたいということは意識しています。ドラムもずっと座っているわけではなく前に出てくるコーナーを作ったり、先日のAXでのライブ(=5月3日の「Silent Siren Live Tour 2013」ツアーファイナル公演)は楽器を皆ワイヤレスにして動き回れるようにしたり…「新しいガールズバンド」を目指しています。
 

—キーボードもショルダーの”新兵器”を導入していましたね。

 
ゆかるん:そうですね。AXライブで初披露です。練習は結構しましたね。今まで使っていたものと比べて、ショルダーは鍵盤が自分で見えないし、動き回りながら演奏するのでミスタッチはできないし…でも本番は楽しかったですね。より客席近くまで行けたし、これから野外のライブでも活躍するのではないかと思います!
 

—BEEAST読者にはバンドを初めてすぐの中高生や、これから楽器をやってみたいという人も多くいるので、そうした10代20代へのアドバイスとなるようなお話も伺えればと思います。ここまでの活動を振り返って、特に苦労したこと、大変だったことは何ですか?

 
すぅ:うちらがバンドを始めた頃は楽器がまだ全然弾けなかったので、最初は個人個人で練習するのが精いっぱいという状況でした。でも、それで自分が上達したと思っていても、いざ4人でテンポに合わせて演奏してみると、自分しか見えなくなっちゃって…バンドとして成り立たなくなっちゃうので、もちろん自分の練習も必要ですが、バンドでのグルーブ感を大切にする必要があるなと感じました。それって多分、ただ練習だけしていてもできないと思います。
 

—確かにそうですね。

 
すぅ:普段の生活からあふれ出る自然なグルーブというものがあると思うので、仲良しなメンバーを探したり、同じ音楽をやりたい人を集めて、メンバーで一緒に練習したり、できない所を他のメンバーが支え合って一緒に進んでいくことが大事だと思います。
 

—「グルーブ感を高める」という所で、練習では具体的にどのようなことをすれば良いと思いますか?

 
すぅ:アイコンタクトはたくさん取るようにしています。あとは、誰か一人が「Aメロができない」ってなったらそこだけ繰り返し皆で練習しよう、とか「ここはこう歌うからコーラスを頑張ってね」と…。私自身、最近は全員が互いにどのフレーズを弾いているかというのをよく知ることが大切なんだなと実感しました。自分がこれを弾いているときはこの人はこれを弾いているから…というのを理解していると、練習の時にも色々支え合えるなと思います。
 
あいにゃん:仲のいいメンバー、同じ音楽が好きなメンバーを見つけることは重要ですよね。バンドって良くも悪くも一人じゃなくて、一人だけうまくできていてもだめで、みんなで上達して、周りをちゃんと見られるようにやっていくことが大事だと思います。「みんなで作り上げていく」というのを意識して、演奏もコミュニケーションも取り組むと良いと思います。
 

—あいにゃんさんご自身もそうだったと思いますが、軽音楽部に入っていないと、身近に指導してくれる顧問や相談する先輩がいない、と不安に思うバンドマンも多いと思います。独学の場合、どんな所に気をつけていましたか?

 
あいにゃん:私自身、最初は兄に教わりましたが、その後はほぼ独学です。独学だと間違った弾き方に慣れてしまって遠回りすることがあるので、まずは本に目を通して、基本的な所を学んで変な癖がつかないようにすることが大切だと思います。あとはバンドメンバー全員で楽しくやる!を意識してやっていくと良いと思います!
 
ひなんちゅ:サイサイの場合は目標が全員一緒であることが良いことだと思います。それが自信にもなるし、そういう仲間であることがサイサイらしいなと思います。
 

—普段聴く音楽も、メンバー4人で共有したり…

 
ひなんちゅ:結構しますね!「このバンド良かったから聴いて!」ってCDを貸したり…
 
あいにゃん:リズム隊だったら「この曲のここのフィルめっちゃかっこいいんだけど~」って言って、「やって!できない!」みたいなやり取りがあったりしますね(笑)
 

新曲「ビーサン」はサイサイ史上初めての作り方

 

—現在、Silent Sirenのほとんどの楽曲はすぅさんが作詞を担当しています。作詞方法について伺いたいのですが、元々サイサイを組む前は作詞経験はあったのですか?

 
すぅ:いえ、サイサイが初めてです。初めて歌詞を書いた時も、元々シンガーソングライターになりたいと思って音楽を始めたわけではないので、やり方が全然わからなくて…曲ができたからそれに合わせて書いてみよう、ってなった時に、たまたま私はノートに日記みたいに気持ちを書くノートがあって、その中から「一番この曲に合ってるし今一番これを伝えたい」ということがあったので、それをうまく曲に合わせてはめ直して…というようにやりました。
 

—クボナオキさん(Silent Sirenのサウンドプロデューサー)が曲を作って、そこにすぅさんの歌詞を載せて…という感じですね。

 
すぅ:そうですね。曲を聴いてそれに合わせて思い描いた風景や思い浮かんだことを書くことが多いですが、最近はだんだん慣れてきて、詞先(しせん=作曲より先に作詞を行う方法)もやるようになりました。詞先の場合はポエムのように書いて、曲に合わせて省かなきゃいけない言葉もあって苦手ですが。
 

—ノートに書くような言葉が出てくる時って、どういう時ですか?

 
すぅ:うーん…自然と出てくることもあれば、考えようと思って考えて書くこともありますね。出来上がっている曲に歌詞を載せる時は、曲を初めて聴いて、その後2回目に聴いた時に何となく歌ってみて、適当に浮かんだ言葉をはめたりしますね。詩の内容には合ってないけど出てきた単語を敢えて使うとか。考え込むとすごく時間がかかってしまうので、バラードは今でも難しいなと思います。
 

—曲のタイトルの付け方もユニークだなと思います。どんな風に考えて作っていますか?

 
すぅ:例えば「→」(1stアルバム『Start→』収録)の場合は、そのフレーズがサビにもあるし…最初は「矢印」って漢字だったんですけど、ちょっと堅いなということになり、これからどんどん先に突き進んでいくという思いも込めたし、「一方通行」という歌詞もあるので、一方通行の標識風にしました。震災後の気持ちを曲に込めた「甘草」は、「全てを忘れる」という花言葉を持つ甘草が由来になっています。そのまま読むと「カンゾウ」となり臓器みたいなので、「アマクサ」と読むことにしました。
 
ひなんちゅ:シンプルな付け方が多いね。
 
すぅ:そうだね。新曲の「ビーサン」は全然ビーサン(ビーチサンダル)の曲じゃないんですけど、歌詞の「beat sunlight」を略して「ビーサン」とずっと呼んでいて、そのままタイトルにしちゃいました。
 

—その新曲「ビーサン」が8月14日にリリースされますね。

 
すぅ:これはサイサイでは初めての作り方をしたので、とても思い入れのある曲です。
 

—初めてというのは?

 
すぅ:今までは<クボナオキさんかsamfreeさんが作曲してくれていたのですが、「ビーサン」は私たち4人もコードや構成を持ち寄って「こういう曲作りたい!」って共同で作りました。やりたかったフレーズやキメが実現できた曲なので楽しくできるし、みんなで歌えるし、これからも結構印象深い曲になるなと思います。これから夏フェスなどで活躍出来たらと思います。
 

—そうですね。夏が待ち遠しいところですが、最後に今後の展望や、夏にやってみたいことなどを教えてください。

 
ゆかるん:初めてサイサイを観る人が多い場所でもたくさんライブをするので、そういう所でもサイサイの魅力、楽しさ、他のガールズバンドと違うなぁという所を見せていけたらと思います。演奏技術ももちろん、見せ方やお客さんの巻き込み方ももっともっと夏に向けて、そして冬のツアーにも向けて、どんどん高めていければいいなと思います。
 
すぅ:曲の幅を広めたいなと思います。作詞は私だけでなく皆もやるようになったし、私自身は作曲ももっとしたいし…そしてライブももっと増えていくと思うので、大きなライブハウスやホールでも動じないパッション、演奏技術を高めていきたいと思います。課題はたくさんあります!
 
ひなんちゅ:サイサイはポップなイメージが強いと思いますが、元々ロックが好きで集まっているメンバーなので、ロックイベントや夏フェスにも呼ばれるような、たくさんのロックバンドの中でサイサイがいいスパイスになるような、サイサイらしさをしっかりと確立したガールズバンドになりたいと思います。これからガールズバンドを組む子達にも、「私たちはサイサイみたいな曲をやりたい」って言ってくれるような、そういうガールズバンドの代名詞になるようなバンドになりたいです。
 
あいにゃん:私たち自身音楽が大好きで集まったメンバーなので、楽器を演奏するって楽しい!っていうのを知ってもらうために、多くの人にライブに来てほしいです。大きなライブイベントやフェスでたくさんの人に聴いてもらいたいというのももちろんありますが、リリースイベントで毎週地方で行うミニライブも大切にしています。イベントをやると、普段読モもやっていることもありお客さんは中高生の女の子が多いのですが、女子に限らず、男性や家族連れの方も含めて、幅広い方にサイサイを知ってもらえたらと思います。これからも大きいライブから小さいイベントまで精力的にやっていきたいと思います。

Photo Gallery

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ちょうどこの日のインタビュー後に夏の衣装を決める打ち合わせがあるということで、どんな衣装になるのか聞いたところ、春の東名阪ツアーではピンクと白でカラーを統一したので、今度は4人それぞれが異なるカラーの衣装にしたい…ということでした。夏のライブが楽しみですね。
 
そもそもモデルという職業はファッションやライフスタイルを提案していく仕事です。ならば、ファッションと同様に音楽でも、けいおん女子が真似したくなるような親近感のあるバンドがいてもおかしくないですし、Silent Sirenはその日本代表。まさにロックなでしこJAPANです!
 
もちろん男子にとっても、楽しいステージになること間違いなし!この夏、是非サイサイのニューシングル「ビーサン」を手に、ライブに足を運んでみてください。
 

◆リリースインフォメーション
3rdシングル「ビーサン」8月14日発売決定!
日本テレビ系「ミュージックドラゴン」POWER PLAY、
日本テレビ「それいけ!ゲームパンサー!」7月エンディングテーマ、タイアップが決定!

【初回限定盤】
MUCD-5227 すぅ盤 / MUCD-5228 ひなんちゅ盤
MUCD-5229 あいにゃん盤 / MUCD-5230 ゆかるん盤
【通常盤】
MUCD-5231 通常盤

※5形態すべて¥1,000-(tax in) ※CD収録内容は同様です。
※初回限定盤はジャケット写真が個人個人がメインになっているブックレットになります。

◆Silent Siren オフィシャルサイト
http://silent-siren.com/
 
◆モバイルファンクラブ「サイサイファミリー」のOPENが7/17に決定!!
Silent Sirenのオフィシャルモバイルファンクラブ「サイサイファミリー」のOPEN日が、7月17日(水)に決定しました!この「サイサイファミリー」に登録をすると、最新の活動情報はもちろん、会員限定でのチケット先行予約や、メンバーからのメッセージ動画、ほかにも「サイサイファミリー」限定での待ち受けカレンダーや壁紙画像がGETできます♪
docomo、au、softbankの携帯(※auはスマートフォンのみ)から、月額315円で登録できます!「サイサイファミリー」限定の、楽しいサービス満載でお届けするので、みなさん、7月17日に是非アクセスしてみてください♪
saisaiFC
アクセスはこちらから↓
http://saisai-family.com
(PCブラウザでは閲覧できません。スマートフォン、フィーチャーフォンにてアクセスをお願いいたします。)
 
◆リリースインフォメーション
1st Album『Start→』
2013.4.10~発売中


 
◆ライブインフォメーション
日本工学院ミュージックカレッジ presents 「OVERHEAT 2013~僕たちがつなげる20年日記~」
 ・2013年07月13日(土)【赤 坂】BLITZ
a-nationヒートアイランドカーニバル2013
 ・2013年08月04日(日)【代々木】第一体育館
MTV ZUSHI FES 13 supported by RIVIERA
 ・2013年08月11日(日)【逗 子】リビエラ逗子マリーナ
GIRLS ON THE BEACH 2013
 ・2013年08月13日(火)【鎌 倉】SEACRET BOX BY OTODAMA
DISK GARAGE MUSIC MONSTERS -2013 summer-
 ・2013年08月25日(日)【渋 谷】※会場未定
 
◆全国ツアー開催決定!
「Silent Siren Live Tour 2013冬~サイサイ1歳祭 この際遊びに来ちゃいなサイ!~」

・2013年11月21日(木)【新 潟】LOTS
・2013年11月23日(土)【郡 山】CLUB #9
・2013年11月24日(日)【仙 台】JUNK BOX
・2013年11月27日(水)【福 岡】DRUM LOGOS
・2013年11月28日(木)【広 島】CLUB QUATTRO
・2013年11月30日(土)【名古屋】Electric Lady Land
・2013年12月01日(日)【梅 田】CLUB QUATTRO
・2013年12月07日(土)【東 京】Zepp Diver City Tokyo
★読者プレゼント★
Silent Sirenのサイン入りピックを4人分セットにして、抽選で2名様にプレゼント!
 
ご応募方法は“BEEASTファンクラブ”の方にお届けする「週刊ビースト瓦版(無料メルマガ)」にて記載いたします。
 
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【レポート】Silent Siren Live Tour 2013~巻きおこせ!サイサイサイクロン♪ ピンクの花咲く サイサイツアーStart→~
http://www.beeast69.com/report/68324
【特集】KAWAii!! MATSURi (2日目)
http://www.beeast69.com/feature/67455


 
 
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