特集

TEXT:桂伸也

本誌BEEASTが自信を持ってプッシュする太鼓判アーティストの特集!第17弾は、ヴォーカリストMajuマジュ)を中心とした本格的ヘヴィ・メタル・サウンドで新たなリーダー・ポストを狙う新鋭CINQ ELEMENTサンク・エレメント)をお届けします!
 
CINQ ELEMENTは、メタル・シーンとしてはあまり聞かれない鹿児島を拠点とした5人組のグループ。見るからに骨太な4人の男性ミュージシャンが強力な重低音のハーモニーを奏でる中、セクシーな容姿をたたえたMajuが個性あふれるヴォイスで独創的なサウンドを形成する独特のスタイルを持ったバンド。結成6年で音源リリースや韓国ツアーなど精力的な活動を続け、今年は新進気鋭のSpinningレーベルと契約、12月のニュー・シングル「Brodia」のリリースを契機に、いよいよ本格的な全国進出に乗り出しました。レーベルでは新人とはいうものの、筋金入りの重低音と、巧みで多彩なカラーを持つ楽曲の構成により個性的なスタイルをアピールし、既にメタル・ファンの中でも熱い注目を集めています。
 
今回は新たなステップを踏むこの機に、彼らがここまでたどり着いた経緯とバンドの実態、そしてこれからCINQ ELEMENTが目指すものを、メンバーを代表しヴォーカリストのMajuに語ってもらいました。

 

CINQ ELEMENT
◆メンバーリスト:
Maju(Vocal)、SIN(Guitar &Chorus)、KOH(Guitar &Chorus)、SAME(Bass &Chorus)、Kengo(Drums)
 
2006年12月、鹿児島でSINSAMEKengoを中心に前身バンド結成。2007年3月にMajuが加入し5人組となりCINQ ELEMENTに改名。7月に5曲入り1stDemoを発表。2008年5月に一方のギタリストが脱退するも、12月に6曲入り2ndDemoを発表。約40本のライヴを行う。さらに活動規模を全国に拡大して、2009年から2010年にかけて約60本近いライヴやイベント参戦を精力的にこなす。2011年、約20本のライヴに加え10月には韓国ツアーとPV撮影を敢行。11月に初の6曲入り正式音源「Destiny」を自主レーベルよりリリース。
2012年、ツアーを経てサポートのKOHが4月に正式加入。遂に全国へ本格進出となるシングル「Brodia」をリリースする。

 
hana
 

1.ARCH ENEMYを聴いたときに衝撃を受けました。「ああ、こういうジャンルがあるんだ」って。

 

—まず、CINQ ELEMENTのバックグラウンド的なところからお話をお伺いできればと思うのですが、音的にはかなりヘヴィでハードなサウンドと対照的に、ハードになり過ぎないMajuさんのヴォーカルのギャップがとても印象的ですね。もともとMajuさんが後から入られたということですが、それ以前にバンドとして「こういう方向を目指したい」というイメージってあったのでしょうか?

 
Maju:そうですね。もともと前に組んでいた3人が、かなり激しいラウド系のサウンドをやっていたのですが、ヴォーカルを募集していたときに、メロディを重視しながら、バックは激しく、けどヴォーカルはキャッチーで聴きやすいサウンドをイメージとして進めていました。以前のデモ音源では、最初はシャウトが半分、メロディが半分という格好でしたが、昨年リリースしたシングル「Destiny」からメロディを優先的に出して、もっと幅広い人に聴いてもらいたいという方向に移ってきています。
 

—Majuさん自身はもともとPopsバンドをやられていたということですが、それがこのようなハードな音にアプローチしたきっかけとはどのようなことだったのでしょうか?もともとメタルは聴かれていたのですか?

 
Maju: 17歳くらいから音楽に興味を持ちはじめたころから重低音系にも興味を持っていたのですが、周りにそういう音が好きな子がなかなか周りに見つけられなくて、Popsから音楽に入っていきました。でもその一方で影響を受けたのは、やっぱりARCH ENEMY。友達の家に行ったときに流れていたのを聴いたのですが、最初は「この男の人の声はすごいな」って思っていたら「ヴォーカルの人は女だよ」って(笑)。そこで衝撃を受けて、「ああ、こういうジャンルがあるんだ」って思いながらそのときはそれで終わったのですが、そのときやっていたPopsバンドから離れたときに、「バンドをやりたい、もっと激しい音がやりたい」と思っていたら、たまたま貼り紙でARCH ENEMYが入っていて、「こういうジャンルをやります」っていう募集要項が書いてあったので「これだ!」と思いました。いるんだ、こんなのをやっているのが鹿児島にって思いましたが(笑)。それがきっかけですね。とにかくARCH ENEMYはもう「何これ!?」って感じで。カッコいい女性っていうものに憧れていて、本当にANGELAARCH ENEMYのヴォーカリスト)は私を導いてくれました。
 

—何かMajuさんの第一印象からすでにリスペクトが感じられますね。でもプロフィールにあるフェイバリット・アルバムはポップスのものだったので、ARCH ENEMYは想像できなかったですね。

 
Maju:結構メタルだけではなくて、J-POPや歌謡曲、Jazzなど趣向をこれといったジャンルに絞るようなことはあまりないですね。
 

—曲作りはどなたかがメインとして行われているのでしょうか?

 
Maju:いえ、全員でセッションのような形で作りますが、大まかにはメロディから作るか、ギターリフから入るかっていうのが基本ですね。歌詞はすべて私がすべて書いています。
 

—鹿児島をベースとして活躍されているということで、あまりシーンを意識していなかったのですが、例えばMajuさんから見た鹿児島のシーンって、現在はどのような感じなのでしょうか?

 
Maju:私たちのようなサウンドは、もう指折り数えるくらいしかいないですね。盛り上がっているかといえば、やっぱりそこまで達していない。逆に減ってきている感じ。ポップス系だとわりと活躍しているバンドはあるのですが、メタル系はやっぱり少ないほうです。
 

—ではその中で何か「鹿児島代表」的な意気込みはありますか?

 
Maju:そうですね…鹿児島出身で売れた!っていうバンドがやっぱりここ最近はいないので、鹿児島から発信していくということで地方から登場するバンドに勇気を与えられたらいいなと思います。やっぱり鹿児島って田舎っていうイメージもあるし…「あっ、こんな田舎からでもできるんだ!」という道を作っていけるバンドになれればとも以前から思っていました。鹿児島っていう土地も全員好きで拠点にとしているので、それも「いいところだからこういう音楽ができるんだよ!」というように自信を持って言えるようになりたいと思っています。
 

2.『極妻』のごとく、イカツい男を従えて(笑)

 

—バンドのメンバーの紹介をいただければと思うのですが、Majuさんから見た各メンバーの印象から、どんな印象を持たれていますか?

 
Maju:そうですね…SINさんからいくと、ギターのテクニックや音がとても個性的な感じで、適切な表現かはわかりませんが「懐かしさ」を感じさせてくれます。レトロチックな音というか。独特で、ギターの音を聴いただけで「あっ、SINさんの音だ」っていうのが私はわかるくらいに個性が強いギターの音色を持ったギタリストですね。音だけではなく、ステージングも「体で弾く、表現する」というような感じで、私もSINさんからパフォーマンスやリズム感を学びました。ステージングがすごくカッコいいんですよ。
 

—KOHさんが一番若いとのことですが、正式加入されてどれくらいが過ぎましたか?

 
Maju:今年正式加入したのですが、サポート期間を入れると1年くらいですね。メンバーの中でも一番新しい要素を入れてくれるような感じで、今までになかった「あっ、こういう音を出すのか」っていう、いい風を吹き込んでくれる存在ですね。
 

—年下ということで、結構イジられるタイプでしょうか?(笑)

 
Maju:そう、かなりのイジられキャラですね(笑)ムードメーカーな感じで、いるだけで面白い、楽しませてくれるような感じです。
 

—続いてSAMEさんは…ちょっとアーティスト写真からするとコワモテな感じですが(笑)

 
Maju:よく言われますね、近寄れない感じというか(笑)見た目はモロって感じですが、性格も音もドバッ!という感じで表には出ない陰で支えるような存在ですけど、普段は見た目と違ってかなり優しくて、メンバーの中でも包み込むような感じですね。本当にお母さんという感じ。音楽的な趣向もMichelle BranchNICKELBACKなど、バラエティに富んでいます。
 

—そして最後がリーダーのKengoさん。彼がやはり言い出しっぺというか…

 
Maju:そうですね。今のバンドの形やコンセプトや、いろんな面をすべて支えて、引っ張ってくれる頼もしい存在です。
 

—アーティスト写真のイメージからすると、みなさんはかなり濃いというか(笑)筋金入りの男っぽいイメージがありますが、こういったゴリゴリの男性陣の中で、女の子が一人活躍するという思いやプレッシャーに感じるという部分、あるいは利点みたいなところがあれば教えてもらいたいと思うのですが…

 
Maju:やっぱりバックがイカツい感じで落ち着いているので、いろんな人からも「怖い」というイメージが強い(笑)といわれますが、逆にそれほどバックが激しいからこそ、私を引き立たせてもらえているのではないかと思っていますね。女性だからこそできる格好、パフォーマンスや歌、それも甘い声で歌うなどの部分がフィーチャーされる感じで。逆にバックがフェミニン系や化粧なんかをしているとあまり映えないんじゃないかな。なので、私がここにあるのも今のバックのみんながいるからだと思っています。ステージングもですがすごく感じますね、そこは。CINQ ELEMENTの売りの一つだと思っています。
 

—苦労話はありますか?(笑)

 
Maju:女性でギャルバンを組んだことがないのであまりわからないところではありますが、まあ男扱いですね(笑)例えば移動なんて車なんですけど一緒の車の中で寝ていたこともあって。だから私もあまり意識しなくなって、着替えもほぼ一緒で。そんな面で女扱いはないですね(笑)でも、すごくやりやすいと思います。明確には気づかなくても異性っていうこともあって、どこかで気を使ってくれるところがあるし。優しいですよ、みんな(笑)
 

—同じレーベルに、Aldious、Cyntiaという二つの先輩バンドがいますが、ガールズという面で全く同じ条件ではないですが、先輩2バンドに意識されていることはありますか?また女性ミュージシャンという存在について何らか思われているところはありますか?

 
Maju:そうですね。AldiousCyntiaも、キャラクターや色感など、全く違う方向と思いますが、やっぱり女性ヴォーカルのシーンを作り上げて引っ張ってくれているバンドなので、すごくその中で一員として、第三弾として入れてもらえたことがすごくラッキーだと思いますし、女性ヴォーカル自体がフィーチャーされていること自体がすごくうれしいですね。やっぱり、ライバルかもしれないけど、女性がこんなハードな音に生きる場所が出来てきていることが。さらにできればこれを海外進出活動などに近づけていきたいと思っています。
 

—何かライヴ・パフォーマンス的な部分で意識されているところはありますか?

 
Maju:パフォーマンスは、体全部を使うことを意識しています。体が自然に動く感じというか…それと女性なんだけどカッコいい、男性にはできないカッコよさ、迫力みたいなものですね。バックがSAMEを筆頭に(笑)イカツいドシンと構えた男たちで、これも迫力がありますので、その男らしさを利用して(笑)。そんな男たちを従えて、映画『極道の妻たち』じゃないですけど(笑)
 

3.CINQ ELEMENTという新たなジャンルになりたい!

 

—リリースされるシングルについておうかがいしたいと思うのですが、シングルの曲それぞれでイメージされているものを教えていただけますでしょうか?まずタイトル曲の「Brodia」。これはどのようなイメージなのでしょうか?

 
Maju:これは花の名前ですね。あまり知られていない名前ですけど、小さくて目立たない花で。この歌詞も花を自分にたとえて、今までバンドを始めてからここにたどり着くまで、メンバーに対する自分の思いや自分自身の成長、支えてくれたファンに向けての思いなどをここに投影してみたんです。
 

—そういう意味でも、2曲目、3曲目と比較するとちょっと違う方向性がある気もするのですが?

 
Maju:そうですね。「Brodia」は重低音の中でもキャッチーで聴きやすくすることを意識したのですが、2曲目の「Open Your Eyes and Feel…」は、歌詞のイメージからいくと、壮大な鹿児島の自然というか、鹿児島にいる中で、自然のリズムを取り戻そうっていうテーマで、体の中にある時間や世間の流れに追われてしまって心が追いついていない状況の中で、自分だけの時間とか、自分が見たものの中で感じたものなどを大事にしてほしいという、そんなイメージの曲ですね。
 

—歌詞はそういったMajuさんが普段感じられている内面を投影するようなことが多いのでしょうか?

 
Maju:そうですね。詞は後付けが多いのですが、自分が感じたことで何か自分の中の引き出しが開く感覚があるんです。それでメロディに併せて歌詞がバーッと流れてくる感じ。本当に自分の中で生まれてくるものによって書いています。
 

—2曲目の「Open Your Eyes and Feel…」は、「Brodia」のキャッチーな感じに比べるとわりとスピード勝負というか、かなりハードな印象を感じました。3曲目の「Judgement Day」はイントロからかなりダーティーな感じから、サビがいきなりクリーンにするなど、表現の幅みたいな感じを見せていますね。3曲でわりといろんなところを見せるような、何らか意図したところはありますか?

 
Maju:ジャンルにとらわれずいろんな分野の音を入れたいという願望はありました。特に2曲目のスピード感のある曲は、今まで私たちがやってきた曲ではわりとなかった感じなんです。最初から最後まで同じビートやリズムで突っ走るという感じが。だから新たなチャレンジな感じで、反応が楽しみです。3曲目に関しては、逆にCINQ ELEMENTらしい曲。最初ヘヴィな感じから、サビでクリーンに持っていくというのは、最初からやってきた感じに近い感じなので。
 

—では、この3曲でバラエティ性は見せているけど、いきなり予想外のものを見せよう、というよりはCINQ ELEMENTらしいヘヴィな音を意識し一貫した方向性を見せているということでしょうか?バラードをあえて外しているという部分は、印象的ですね。名刺替わりのシングルとしてはバラード的なものも想像していたのですが、3曲ともドドッ!と来たという感じで。

 
Maju:そうですね。今回第一弾のシングルなので、一番CINQ ELEMENTらしい曲を聴いて欲しいという思いがありました。ただバラードをやりたくないというのは全くありませんが、あえて激しくリズムにノれるような曲、それでいてCINQ ELEMENTらしい曲をやりたいという思いが強かったですね。まずはこのスタイルを見てほしいと思って。
 

—ちょっと気が早いかもしれないですけど、次にニュー・アルバムのリリースが待たれます。このシングルからどうアルバムにつながってくのかをおたずねできればと思うのですが…

 
Maju:今回の「Brodia」でコンセプトに置いている重低音とキャッチーなメロディという形の曲は、また新しくみんなが期待している以上の曲を準備していますが、それとは別に、今回のシングルでは出せなかった曲、壮大な曲、もっと激しい曲、さらにシャウトが多い曲などシングルにはないCINQ ELEMENTの曲が盛りだくさんで、新しいCINQ ELEMENTの一面を見せていければと思っています。「こういうCINQ ELEMENTのスタイルを広げた」というようなイメージだけではない、「おっ、こういうのができるか!?」みたいな、新たな発見や想像ができない楽曲。「王道じゃない」という言い方もおかしいかもしれませんが、ジャンルがないアルバムにできたらと思います。
 

—もうある程度曲は集まっている状態ですか?

 
Maju:そうですね。もうすでに結構出来上がってきている状態です。近々レコーディング、乞うご期待!楽しみにしていてほしいです。
 

—それは楽しみですね。では最後に、いよいよ全国に飛び出すにあたって、意気込みや抱負をメッセージとしてお願いします。

 
Maju: CINQ ELEMENTという新たなジャンルを確立できたらと思っています、ヘヴィ系、メタル系なんてジャンルではなくて、新しい旋風を巻き起こすバントになりたいです。今回のツアーでも、初めてご覧になっていただける方も多いと思いますが、是非見てビックリしていただきたいし、「あっ、こんなパフォーマンスをするバンドがいるんだ!?」っていう衝撃を与えたいです。音だけじゃなく、見た目やパフォーマンスもまとめて一つの表現だと私は思うんです。だからCDだけじゃなく、ライヴを見てCINQ ELEMENTの世界観を感じてほしいですね。また、私たちも自分たちの音を磨いて、より一層良い音が届けられるよう頑張っていきたいと思います。
 
hana
 
例えば発表されている彼らの音源やPVなどで、ヴォーカリストMajuに焦点を当てて聴いてみると、彼女の声はシャウトなどの歌い方は別として、ヘヴィ・メタルを想像できません。しかし、これをバンド・サウンドとして見るとそのイメージは全く裏返しになってしまい、「これをヘヴィ・メタルと言わずして、何と呼ぶか?」というくらいに高い完成度を誇っていることに驚かされます。何かコケティッシュなイメージのある彼女のヴォイスを全く自然になじませているそのサウンドは、バンド・メンバーが個々に持つ音楽的視野の広さこそがなせる技、Majuが「CINQ ELEMENTというジャンルを作りたい」と語っただけに、新しいサウンドを作り出すことに貪欲な姿勢を見せる彼ららしさの一つともいえるでしょう。また、一つ一つのインタビューにしっかりと答えてもらったMajuは、さすがに骨太なイメージを持つ男性陣の中で渡り合っているだけに、いい意味でカッコよく、サバサバした雰囲気を感じました。そこにはメンバーと活躍を進めていくことに微塵の躊躇もない力強さすら感じられ、彼らの作り出すものに対する妥協のなさが投影されているようにも見えました。
 
メロディのキャッチーさは感じられるものの、例えばアニソンにつながるような日本的メロディのなじみやすさとはまた違ったそのカラーは、「世界基準」に匹敵すると言ってもいい彼らの持ち味。音楽活動を行うことに対しては、まだ恵まれているとは言えない鹿児島という場所を拠点に活動していることは、逆にそのハンデをはねのけるくらいに彼らの存在を強くし、今すぐにでも大きな舞台を目指せると思えるほどの実力を持っているように見えます。今までこんなバンドがまだそれほど知られていない存在だったのが信じられないCINQ ELEMENT。いよいよ到来する全国進出で、その真価は発揮されるのか?とにかく期待大です!
 

Photo
CINQ ELEMENT New Single 「Brodia」
発売日:2012年12月5日
BSRS-011/1,500円(税込)
全4曲収録+ミュージック・ビデオ「Brodia」と 特典映像が収録されたDVD付
歌詞付
収録曲:
M01. Brodia
M02. Open Your Eyes and Feel…
M03. Judgement Day
M04. Brodia(Instrumental)


 

【ライブ情報】
CINQ ELEMENT「Brodia」Tour 2012
2012/12/14 福岡 小倉WOW
2012/12/15 愛知 APOLLO THEATER
w/ ALDIOUS
2012/12/17 東京 表参道 GROUND
2012/12/20 大阪 心斎橋CLUB ALIVE
w/ CYNTIA
 
DELAIN来日公演(from Nederland)ゲスト出演
2012/03/18 東京 渋谷クラブ・クアトロ
2012/03/19 大阪 梅田AKASO
http://www.smash-jpn.com/band/2013/03_delain/index.php
 
【オフィシャルサイト】
アーティストオフィシャルサイト
http://www.cinqelement.jp/
Spinningオフィシャルサイト
http://www.spinninginc.jp/m_lineup/cinq_element.html