特集

TEXT:鈴木亮介 PHOTO:矢沢隆則

いまや「ガールズバンドの登竜門」との呼び声も高い「SCANDALコピーバンド/ヴォーカリスト・コンテスト」の第5回大会が今年も開催され、12月14日(日)に最終審査を迎えた。全国からSCANDALを愛し、SCANDALに憧れる女子中高生たちがエントリーし、頂点を目指すこの大会。過去の出場者の中には昨年現役高校生ながらデビューを果たしたたんこぶちん、女優・瀧本美織がボーカルを務めるLAGOONyuri(Drums)といった、メジャーシーンで活躍するミュージシャンもいる。
 
書類、音源の1次審査と2次のライブ審査を経て、ファイナリストが決定。特別審査員を務めるSCANDALの目の前で演奏を披露する、というのが本コンテストの特徴だ。審査はSCANDALメンバーと大会関係者に観客のオーディエンス投票を合わせて行われる。コンテストの優勝バンドにはSCANDAL主催の恒例イベント「バンドやろうよ!!Vol.6」のオープニングアクト出場権が手に入る。
 

■応募資格
・全部門共通
女子ヴォーカリスト/女子中学生/女子高校生
(2014年6月1日現在、中学校・高校に在学中の方)
・バンド部門
女子ヴォーカリストのバンド
メンバー内に中学生or高校生が一人以上在籍していること
※ヴォーカリスト以外のメンバーに男性が含まれていても応募可能。メンバー数および編成は問いません。
・ヴォーカリスト部門
女子中学生もしくは女子高校生のヴォーカリスト
※弾き語り、また2名以上のユニットなど、女子の中学生・高校生であれば、複数メンバーでの応募も可能。

 
■応募対象曲
2008年のデビュー・シングル「DOLL」以降に発売したCD作品に収録されているSCANDALのオリジナル楽曲から1曲 ※バンド部門、ヴォーカリスト部門ともに同様です。
 
■募集期間
2014年7月1日(火)~9月1日(月)※当日消印有効
 
■審査・選考スケジュール
・一次審査:書類、音源審査
・二次審査:ライブ審査(10/13(月・祝)東京会場 10/18(土)福岡会場 10/19(日)大阪会場 10/26(日)名古屋会場)
・最終審査:ライブ審査(12/14(日)東京・品川ステラボール)

 
5回目の開催となる今回は、またも前回の参加数を上回り、過去最多となる614組の応募があったという。二次審査の会場も昨年までは東京と大阪のみであったが、今年は新たに福岡会場と名古屋会場も増設。その結果、7組のコピーバンドがファイナルにコマを進めた(今年はソロボーカリスト、ユニットの進出はなし)。
 
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今年はどんなバンドが登場し、会場を沸かせてくれるのだろうか?ここに集まった観客たちももちろん、SCANDALのファン。コンテスト独特の緊張感はありつつも、それ以上に大きなSCANDAL愛が会場の空気を支配している。午後4時、MCの2人に続いて特別審査員のSCANDALが登場。「5回も開催できていることが嬉しい。きょうは純粋に楽しみたい」とHARUNAが開会宣言する。
 
昨年までの会場、SHIBUYA-AXが閉館したことに伴い、今年の会場は品川ステラボールだ。新幹線停車駅であり羽田空港からも一本という、日本の首都・東京の玄関に位置するホールでの開催。ワールドツアーを来春に控えるSCANDALや、後に続く中高生バンドたちにふさわしいロケーションだ。ちなみに、SCANDALがメジャーデビュー直前に業界関係者を招いてお披露目ライブを行ったのも、ここ品川ステラボールだという。
 
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<オープニングアクト> KANIKAPILA
そんな「はじまりのステージ」で、この日一番初めに音を鳴らしたのは、昨年の覇者・KANIKAPILA(カニカピラ)だ。昨年はメンバー7人全員が中学生であったが、そのうち2人がこの春高校に進学。現役中高生バンドとなった通称”KANIちゃん”、1年の時を経て、格段の進化を見せる、魅せる。
 
揃いの赤チェック衣装で各々定位置につくと、1曲目はスローテンポなあったかい楽曲、「筑後川」。トリプルギター&ベース&ドラム&パーカッション&キーボードの肉厚なサウンドで観客の心をつかむ。YOSHIKA(Guitar & Vocal)がアコギ、LEONA(Guitar & Vocal)がエレキであったかさを表現。そこにハットがおしゃれなキーボーディストNATSUKO(Keyboard & Vocal)、元気いっぱいにパーカッションを叩くAOI(Percussion & Vocal)、黒光りするグレッチを巧みに操るMIZUHO(Guitar & Vocal)…と、KANA(Bass)とPIPPI(Drums)のリズム隊を除く5人が代わる代わるボーカルを務めるから面白い。

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そして、MCでは来年メジャーデビューすることが決定したという嬉しい発表。2015年2月25日に「イッちゃえ!I LOVE YOU!」をリリースしデビューするが、その作詞は藤井フミヤ、作曲は藤井尚之が手がけたのだと明かすと、観客からは驚きの声が挙がる。彼女たちの地元、福岡・久留米の大先輩による強力すぎる援護射撃!なるほど彼女たちがチェック柄の衣装に身を包む理由も判明したところで、そのデビュー曲をこの場で初披露。目いっぱい明るく、楽しい曲調に、メンバーは軽快なステップを踏み、つられて観客も体を揺らす。
 
さらに、3曲目はクールな鍵盤が光るロックナンバー、「カラクリ乙女のLOVE仕掛け」。サビのアダルトなコーラスは彼女たちが1998年~2000年生まれの乙女であることを完全に忘れてしまう。1曲目から徐々に心拍数が上がっていくようなセットリストも見事。オープニングアクトとして会場を暖める役割はもちろん、これから登場するファイナリスト7組へ昨年の覇者たる実力を存分に見せ付けたKANIKAPILA、来年の飛躍が楽しみだ。

 
◆KANIKAPILA、メジャーデビュー決定!
1stシングル「イッちゃえ!I LOVE YOU!」
・2015年02月25日(水)発売予定
 
◆KANIKAPILA 公式サイト
http://kani7.com/

 
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1. N-pop project

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さあここからいよいよファイナリスト7組の演奏だ。1組目は福島から参加の5人編成、N-pop project(ネポッププロジェクト)。ボーカル美月(Vocal & Guitar)のアカペラから披露したのは「瞬間センチメンタル」(5thシングル)。楽曲の持つ独特の儚さ、強さを忠実に再現しつつ、ショルキーの海夕(Keyboard)が独自の疾走感を付加。観客の手拍子を誘う。
 
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2. R-glay

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真紅のスパンコールをあしらう大人っぽい衣装にそろえたのは、京都から来たR-glay(アールグレイ)。「皆さん立って!」観客を促すと、SCANDAL屈指の骨太ナンバー、「Rock’n Roll」(4thアルバム『Queens are trumps -切り札はクイーン-』収録)を披露。重低音の迫力に、突き刺さるギターソロ。ツインボーカル&ツインギターという6人編成でゴージャスに決める。
 
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3. RANK

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3組目は神戸の高校1年生4人組、RANK(ランク)。昨年に続き2年連続出場で、今年は「Shining Sun」(7thシングル「涙のリグレット」のカップリングが初出)を披露。カップリングベストアルバム『ENCORE SHOW』を意識したカラフルな衣装は自ら鍋で染めたのだとか。「諦めないのも悪くないよ」「ワガママをキープして 私色に光れ」…そんな歌詞に乗せて、真っ直ぐな演奏とフレッシュなボーカルで会場を笑顔にする。
 
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4. Hi-Dear

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4組目は大阪から来た高校1年生、Hi-Dear(ハイディアー)。ベースとドラムが強固に土台を作り、ギターをしっかり泣かせる。高い演奏力で「Welcome home」(4thアルバム『Queens are trumps -切り札はクイーン-』収録)を演奏。今大会は自前の凝った衣装で臨むバンドが多い中で、制服に身を包んだ彼女たちにはSCANDALの原点を見た、という印象。”城天”でのライブも続けているといい、夢は「武道館に立ちます!」。
 
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5. Limit.

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5組目は群馬から来たLimit.(リミット)。純白の衣装で、披露したのは「会わないつもりの、元気でね」(15thシングル)。出だしで「こんばんは、SCANDALです」と間違えてしまったのは憧れのバンドになりきっている証。難度の高いギターリフを華麗に決め、パワフルなドラムで会場を沸かす。全身から楽しさを表現し、疾走感あふれるライブを見せた。
 
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6. ひかほりっく

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6組目は中3と中2のメンバーで構成された今大会唯一の3ピースバンド、ひかほりっく。2年前のファイナリスト・KAHORI(Guitar & Vocal)を含め、昨年までそれぞれ別のバンドでコンテストに出場していた3人は、コアなファンに人気の「Hi-Hi-Hi」(2ndアルバム『TEMPTATION BOX』収録)で勝負。個々のテクニックが卓越しているばかりか、グルーブもすさまじく、終盤のソロ回しは圧巻!一段と大きな拍手が起きる。
 
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7. winry’s

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ラスト・7組目は神奈川の中学3年生、winry’s(ウィンリーズ)。昨年のコピバンコンテストにエントリーした軽音楽部の先輩から譲り受けたという衣装で験担ぎ。バンド歴3年、中学生活の集大成として臨むステージは気合十分。「大好きな曲なので体が乗る」ということで選曲した「カゲロウ」(1stアルバム『BEST★SCANDAL』収録)を披露。安定感抜群の演奏に大人びたスカートも相まって、妖艶な雰囲気で会場をヒートアップさせた。
 
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7組の熱演が終了し、審査タイムへ。ここでいったん休憩を入れるが、会場を見渡すと出演者の保護者や学校の友人と思しき面々が「今の演奏はああだった、こうだった」と談笑しているよう。また、SCANDALファン同士も久々の再会を懐かしんだり、これから始まるSCANDALライブに向けて臨戦態勢といった様相。
 
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<ゲストアクト> SCANDAL

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ということで、ここからは待ちに待った、SCANDALの演奏タイム!「まだまだ楽しんでいこう!」HARUNAの掛け声とともにライブスタート!1曲目から「夜明けの流星群」で会場のボルテージをMAXにすると、2曲目「DOLL」で圧巻のタオル回し!MCでは「楽しい」というフレーズが連発され、「熱い演奏を見ていたら幸福になった」「刺激を受けたので、最高の演奏で返したい」と語られる。
 
序盤はアットホームな空気が支配していたが、そのMCをきっかけに、にわかに空気が変わる。3曲目「Image」では容赦のない、攻めたステージ。観客からはこの日一番の大歓声が上がる。4曲目「お願いナビゲーション」ではRINAのドラムが野性的にビートを刻む。MAMIのギターソロもスパークする。

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「やっぱりライブって楽しいね!」改めて、ここにいる全員の気持ちを代弁するHARUNA。「技術的なことよりも、音楽って心で感じるものだなって改めて思った」と感想を述べると、RINAも「自分たちのことを好きだって言ってくれる子たちがデビューって…時代はまわっていくね!」と、このコンテストのOGであるたんこぶちんや、たった今この会場でメジャーデビュー決定を報告したばかりのKANIKAPILAらの活躍を感慨深げに語った。
 
そんな、ガールズバンドの登竜門となりつつあるこのコンテストを牽引していくのは、今ステージに立つ、SCANDALの4人だ。きょう出演のファイナリスト7組や、惜しくも敗退した全国のガールズバンドに捧げる、と前置きして演奏するのは「Your song」!サビでは「みんなの声を聞かせて!」とHARUNAが客席にマイクを向け、会場が一体となって大合唱。そのまま、観客だけにボーカルを委ね、演奏は進む。この「観客なしには曲が成立しないライブ」もSCANDALのライブの大きな魅力の一つだ。
 
最後はこれも全員で、「SCANDAL BABY」を熱唱。ここ品川ステラボールはステージに対して横に長い構造でスペースが広々としているのだが、この瞬間はまるで密閉したライブハウスのようなフィット感を覚える。
 
ホームの安心感と、だからこそ新たに開拓していこうという攻めの姿勢が共存する、今のSCANDALにとってベストアクトと言えるステージであった。

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◆セットリスト
M01. 夜明けの流星群
M02. DOLL
M03. Image

M04. お願いナビゲーション
M05. Your song
M06. SCANDAL BABY

 
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そして、待ちに待った審査結果の発表!今回もグランプリとメンバー賞に加え、審査員特別賞が設けられた。結果は以下の通り!
 

◆グランプリ
ひかほりっく
 
 
◆審査員特別賞
winry’s
 
 
◇HARUNA賞
土方香り (ひかほりっく/Vocal&Guitar)
◇TOMOMI賞
田端こと (RANK/Bass)
◇MAMI賞
吉澤萌 (Limit./Guitar)
◇RINA賞
杉田りお (RANK/Drums)

 
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各メンバー賞の受賞理由についてはそれぞれ、「ギターの音作りがすごくかっこ良かった」(HARUNA)、「一人ひとりがただ音を合わせているだけじゃなく、バンドになっている。魂がこもってる」(TOMOMI)、「ひずみが良かった。初めのリフも最高。バンドであの曲を完全にマスターしていた」(MAMI)、「私はあなたのドラムが一番好きでした」(RINA)といったコメントが聞かれた。
 
グランプリを獲得したひかほりっくは、RINAが「圧巻のソロ回し」と評したように、難易度の高い曲をしっかりとコピーした上で、個々の卓越したテクニックを披露。それだけにとどまらず、バンドとしてのグルーブ感、一体感が審査員と観客の心をグッとつかんだようだ。
 
ひかほりっくKAHORIHIKARU(Bass)はそれぞれ、SCANDALに憧れて音楽を始め、バンドを組みたいと思っていながらなかなか志を同じくするメンバーに出会えず、それぞれソロで過去大会にエントリーした経歴を持つ。そして、本コンテストを主催するteenaが開催した「SCANDALコピーバンド/ヴォーカリスト・コンテストの対策講座」で出会い、ユニットを結成。そして、2次敗退と涙を飲んだ昨年のコンテストでKANAKO(Drums)と出会い、現在の3ピース形態に。このファイナルの大舞台に立つことを夢見て日夜練習に励んできたのだという。
 
この日のファイナリストの中には、受験を控えていて活動を休止するバンドもいるようだ。最後の挨拶で、RINAは出演者と観客に向けて「もしバンドを一度お休みすることがあっても、音楽を好きでいることをやめないでほしい」と語った。ファンを大切に思う彼女らしい言葉だ。
 
コンテストは真剣勝負の場で、勝ち負けもつくが、それはその瞬間の相対的な評価。それとはまた別に、どんな人の心の中にも、自分の好きな音楽への絶対的な評価がある。その「音楽愛」を持った人が一つの会場に集まると、こんなに心地良い空間になるんだ…ということを、SCANDALは教えてくれる。日常を彩る音楽愛を、いつも心に。
 
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◆SCANDAL 公式HP
http://www.scandal-4.com/
 
◆リリース情報
・6thアルバム『HELLO WORLD』
2014年12月3日(水)発売
<収録曲>
M01.Image
M02.Your song
M03.love in action
M04.Departure
M05.Graduation
M06.夜明けの流星群
M07.お願いナビゲーション
M08.Runners high
M09.本を読む
M10.缶ビール
M11.Winter story
M12.おやすみ
M13.Place of life(feat. Tetsuya Komuro)
◆ライブ情報
『SCANDAL WORLD TOUR 2015 「HELLO WORLD」』
・2015年01月24日(土)【神奈川】厚木市文化会館
・2015年01月29日(木)【東 京】たましんRISURUホール
・2015年01月31日(土)【群 馬】ベイシア文化ホール 大ホール
・2015年02月01日(日)【茨 城】結城市民文化センターアクロス 大ホール
・2015年02月07日(土)【千 葉】千葉県文化会館
・2015年02月10日(火)【大 分】ホルトホール大分 大ホール
・2015年02月11日(祝)【熊 本】市民会館崇城大学ホール(熊本市民会館)
・2015年02月14日(土)【広 島】上野学園ホール
・2015年02月15日(日)【広 島】上野学園ホール
・2015年02月21日(土)【大 阪】オリックス劇場
・2015年02月22日(日)【大 阪】オリックス劇場
・2015年02月26日(木)【香 川】サンポートホール高松
・2015年02月28日(土)【福 岡】福岡サンパレス
・2015年03月01日(日)【長 崎】長崎市公会堂
・2015年03月05日(木)【埼 玉】大宮ソニックシティ 大ホール
・2015年03月07日(土)【岩 手】盛岡市民文化ホール
・2015年03月08日(日)【宮 城】東京エレクトロンホール宮城
・2015年03月12日(木)【兵 庫】加古川市民会館 大ホール
・2015年03月13日(金)【滋 賀】滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール 大ホール
・2015年03月15日(日)【奈 良】なら100年会館 大ホール
・2015年03月19日(木)【長 野】ホクト文化ホール・中ホール
・2015年03月21日(土)【新 潟】長岡市立劇場
・2015年03月22日(日)【石 川】本多の森ホール
・2015年03月27日(金)【静 岡】静岡市民文化会館
・2015年03月28日(土)【愛 知】名古屋国際会議場センチュリーホール
・2015年03月30日(月)【岡 山】倉敷市民会館
・2015年04月04日(土)【北海道】札幌市民ホール
・2015年04月05日(日)【北海道】旭川市民文化会館大ホール
・2015年04月11日(土)【東 京】国際フォーラム ホールA
・2015年04月12日(日)【東 京】国際フォーラム ホールA
・2015年04月19日(日)【沖 縄】ナムラホール

 
◆『SCANDAL WORLD TOUR 2015「HELLO WORLD」』特設サイト
http://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/scandal/worldtour2015

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【特集】第4回 SCANDALコピーバンド&ヴォーカリストコンテスト
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【特集】第3回 SCANDALコピーバンド&ボーカリストコンテスト
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