コラム
なつきのロック解体新書
伊佐なつき
北海道帯広市出身。SHERBETSの福士久美子、外村公敏を擁するTHE HiPPYのギターボーカルとしての活動と平行して、ソロ活動を展開。 THE HiPPY脱退後は、本格的にソロアーティストとして、オリジナリティー溢れる個性的な楽曲で弾き語りを中心に活動を行う。 “七色の声”を使い分ける独特のヴォーカルスタイルとスタイリッシュなパフォーマンスに定評がある。
伊佐なつきオフィシャルサイト
http://www.isanatsuki.com

第五回 ジョン・レノン・クッキー


今回、伊佐なつきのコラムは第5回を迎えました。

私にとって文章を書くことは曲を生み出すこととよく似ています。
文章と音楽。
同じくらいの情熱で楽しんでいたいと思っているので
なるべく深く掘り下げていければいいなと。
このコラムがあるおかげで音楽をやることと文章を書くことが
バランスよく大きな熱量を含みつつリズムに乗って私の中を
自在に行き来してくれるので幸福な今日この頃を過ごしています。

さて、今回は
『音楽の味』シリーズ第二弾です!
タイトルの通り、「 ジョン・レノン・クッキー 」です。

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そう勝手に名付けさせて頂きました!!

ジョン・レノン・クッキー 」との出逢いは
銀座にある喫茶店「 樹の花 」でした。
1979年8月20日。ジョンオノ・ヨーコ
息子ショーンと一緒に銀座を訪れていました。
ショーンが映画館で映画を観ていた少しの間、二人は
この喫茶店の窓際の席で静かに語りあっていたそうです。
ジョンはコロンビアコーヒー、ヨーコはダージリンティーを飲みながら。

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そこで、二人が食べて、えらく気に入って、お土産にもして
その後も何度か「 樹の花 」を訪れることになった
キッカケのもの。

それがこの「 ジョン・レノン・クッキー 」こと
「樹の花オリジナル・ アーモンド・クッキー 」なのです。

私もこのクッキーを食べた瞬間にファンになりました!
今まで食べたことのない食感。アーモンドの層が
絶妙な厚さになっていて甘さは控えめ!大人の味!
これはクセになる!!

大変図々しいことを自覚しつつ、ためしに
オーナーの方にレシピをうかがってみました。

が!
店で作っていなくって、
作っている人は別にいて、
その方のレシピなので
本人許可が得られれば…と。
直ぐに親切にも電話でその件を訊いて頂けたのですが…
レシピは秘伝のものであるため教えてはいただけないと。

残念でしたが、
お店のご好意で大ヒントは頂けました!
使ってる食材は

・ アーモンドスライス
・ アーモンドプードル
・ バター
・ 卵
・ 砂糖

のみで、つなぎの物は一切使っていないと!

では、自分で作ってみようじゃないか!と!

さっそく料理のプロの方のアドバイスも頂きつつ、
オリジナルのクッキーの味から逆算してレシピを作成!
それがこれです。実際の作成中の写真とともにご覧ください。
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アーモンドスライス100g
アーモンドプードル15g
砂糖40g
卵白30g
溶かしバター 15g
バニラエッセンス 適量

1. オーブンを180度に熱しておく。

2. ボウルにアーモンドスライスとアーモンドプードルを
 混ぜ合わせる。
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3. 卵白と砂糖をよく混ぜ(2)を加える。
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4. 溶かしバターを加えて混ぜる。
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5. 最後にバニラエッセンスを適量加え優しくまぜる。
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6. オーブンシートの上に生地を薄く伸ばす。
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※中心から端まで薄く、均等に伸ばすのがコツです。

7. 180度で15分焼く。

できあがり!!
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色、形、味、香り共にオリジナルにほぼ忠実なクッキーが完成
した気がしています!!

ジョンが飲んでいたコロンビアコーヒーと一緒にどうぞ!

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美味しい!!やみつきになりそう!!

私が産まれる前にこの世を去ったジョン・レノンですが
実は夢に出てきた事があるんです。

まだ私がソロアルバム『ジョンの魂』の
ジャケットを見たことがなかった頃の話。

このジャケットのように、大きな新緑の樹の下でした。
辺りには霧が深くかかっていて、私が座っていると
ギターを持った上下ブルージーンズのジョン
いつの間にか現れ、そっと顔を近づけてきて
私に話かけてきたのです。

ほんの一瞬だったし、どんな話をしていたのかは覚えていませんが
会話が成立していたのは確かです。
ということは多分音楽の話をしたんだと思います。
少しの間だけ話したら、ジョンは霧の中に消えて行きました。

夢は自分の脳が作り上げているもの。
それがわかっていても夢だと気付いてもなお
目覚めた時は何だか心強かったです。

特にその時期は私の心が音楽と一番離れていた時期だったから。
「音楽の話をジョンとできた」ということで
私の中に決意のようなものが芽生えました。

音楽も文章もその他なんでも、
伝えたいことがあって、その思いが強い人ほど
他人に与える影響力は大きくなっていくのですね。
夢でも現実でも・・・。

ジョンがはじめて「 樹の花 」を訪れて30数年。
初めての来店は「 樹の花 」オープン4日目だったそう。
その翌年の1980年12月8日にジョン・レノンが旅立ってからも
店は当時の時間や空間を包み込みながら、今日も営業中。

みなさんは
「 樹の花オリジナル・アーモンドクッキー 」も
私の「 ジョン・レノン・クッキー 」も
どちらも楽しめる良い時代に生きているんですよ!!
是非!


 
さて、
今回の格言はこの方。
昨年、デビュー45周年を記念したLIVEで
恵比寿リキッドルームにて爆音を浴びせられて以来
忘れられない存在となってしまった
カルメン・マキ&OZ春日博文!!

今年に入り、同じくデビュー45周年、カルメン・マキ
アングラサイドのLIVEも行きまして、
春日さんとお会いすることが出来ました。

「格言をください。」
と伝えると
すっと笑顔で書いてくれたのがこの言葉。
韓国語で「サラン」=「愛」

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ギターを弾く姿も時に逞しく、靭やかに愛に包まれている
春日さん。
格言が「愛」とは。
たまらないんですけど…。

そんな春日さんは現在日韓をまたいで活動しています。
Hazzi and TJ 』という名で
男性歌手チョウ・テジュンとウクレレ&ギターでユニット
をやっていて、

Hazzi and TJ – デビュー10周年記念アルバム「花鳥風月」発売中!!

 
そしてそして『DANAE』の映像があがりました。
愛についての歌です。お時間のあるときに何度でも御覧ください。


ということで!次回のコラムもお楽しみに!!
 
 


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