コラム
Super Funny Life of Super Guitarlist
Kelly SIMONZ
14歳の時、兄の影響でギターを始め、高校生になって精力的な活動を行う中ラウドネスのオープニングアクトオーディションに合格し、ギター歴わずか3年で憧れのラウドネスと同じステージに立つ。
高校卒業後、単身渡米し、ハリウッドのMIに入学、ロスを中心に活動する。その後東海岸に活動拠点を移し、24歳までアメリカで音楽活動を行う。 以降、数々のジャンルを超えたリリースとライブ活動でその卓越した音楽センスと驚異的なギター・テクニックを披露、また、後進の指導にも精力的に取り組み、全国のギター・キッズを魅了し続けている。

第3回 日本人なのに外国人名のKelly SIMONZです☆


ドモ!皆さん御無沙汰しました☆

4月はライブツアーなどもあり少しお待たせしましたが、前回お知らせしていた「名前の変化」について語らせていただきます。

当然といえば当然の事ですが、アメリカへ行くまでは、本名で活動しているわけで、最初からケリーサイモンではなかったわけです(笑)、では何故名前を変えてまで活動したのかと言われれば、何より「本名が発音しづらかった」という事が、そもそもの理由になるのかもしれません。

MIハリウッドでは当然本名でしたが、「Kazuhiro Shimazu」という名前には、ローマ字と英語の発音ではかなり異なる「Z」が2つも入っていて、特にアメリカでは、Zは強調して発音される事から、出席のときも先生は呼ぶのが大変そうでした(苦笑)・・カタカナで例えれば「キャズゥヒィロォ~シマァズゥ~」という感じになってしまい、なんとも抜けた感じになるのです(苦笑)

学校ではとりあえず、日本人の多くが自分の名前を省略するパターンで「Kaz」と読んでもらっていましたが(ちなみにサッカーの三浦知良選手は「KAZU」ですが、あれだとアメリカでは「カズー」となってしまい、「カズー(Kazoo)」という赤ちゃんが吹く笛と同じような発音になるのを避けるため、「U」を省略しています)、省略すると、日本人の多くが皆同じような名前になってしまうのも嫌でした・・そこで、アメリカ人のメンバーとバンドを組んだとき、意を決して?ステージネームを付けたという流れになります。

今現在のように、漢字が世界でもある程度認知されていたり、インターネットで日本の事を知っている人が多いならまだしも、自分がアメリカにいた頃はまだ国際電話も高かったので「文通」がメインでしたからね(笑)・・ロスやニューヨークなどの人種が混在してる街ならともかく、その頃のアメリカは、オレのようなアジア人を生まれて初めて見るような人達もまだ沢山いたので、名前まで難しいとコミュニケイションを図る以前に苦労するのも目に見えており、そんな意味では、全てにおいて都合が良かったのです。

ただケリーは基本女性名だし、サイモンはユダヤの人に多い名前なので、不思議がられたのは事実ですが(笑)・・それもまた話のきっかけになることもあり、面白い経験を沢山したのを覚えています。それに当時は、日本に戻って音楽活動をするなど全く考えていなかったので、アメリカで活動しやすい名前という意味では、自分自身何の違和感もありませんでした。

問題は、日本に帰ってからです(苦笑)・・最初はもう日本で活動するのだし、名前は普通に自分の名前でいいかなとも思ったのですが、自分の音楽キャリアの殆どを「ケリーサイモン」で頑張ってきたので、なかなか捨てる事も出来ず、結局最初のアルバムからKelly SIMONZのままリリースする事にしたのです。

そこからがホントに大変でした・・何がって、自分が思っている以上に日本人が外国人名を名乗っている事が取り沙汰されたわけです。正直別に名前なんかあんまり関係ないと思っていたのですが、どうもCDを買ってくれた人達が、良くも悪くも外国人だと勘違いした人が多く、当時自主制作で情報も何もメディアにも出ていなかったため、憶測が憶測を呼び「大阪に住んでいるアメリカ人」とまで言われた事があります(苦笑)・・それだけ英語の撥音も良かったのかなぁ、と、今となっては思いますがね(笑)

どうもその事が、人によっては「騙された」的発想を持つ人達もいて(何故そうなるのか理解できませんが)、日本人なのに外人名なんか使いやがって、みたいな事も言われましたね・・まぁ大きなお世話としか言いようがないんですがね、こればっかりは(笑)

というわけで、どこへ行っても「日本人なのに外人名、ケリーサイモンです」というギャグのテンプレートのようにする事で認知度を上げてきたわけですが、考えてみれば何故外国人名だといけないのだろう?と考えた事があって、日本のアーティストもかなり英語表記の人がいるにも拘らず、オレだけ言われるのはおかしいと思ったのですが、一つだけ大きな違いがありました。

それは、フルネームで外国人名ということです(笑)・・多分ケリーとか、ケリーシマヅとか、そういう感じじゃないのが気に入らないのだろう・・という事で落ち着きました(苦笑)

名前はもちろん大切ですが、やはり音楽をやっている以上は、名前より何よりも音で判断してもらいたいと思っています。実際音だけで聴き分けられる人って、プロでも殆どいないのが現実ですが、だからこそ、その音に拘りを持ち、拘りを貫き通した音で勝負していく事こそが、最も大切だと思います。

まぁ結局今は、ケリーサイモンで活動して、もう20年ほどになるので、こうして色々な場所で認知してもらえるようになったし、良かったかなと思っています。

ただし、今まで殆ど唄わなかった日本語の歌詞もこれからは書いていこうと思っているので、そのときはケリーサイモンじゃなくても良いかな、と思ったりはしていますが(笑)

6月はライブにセミナーが目白押しなので、皆さん是非、「日本人なのに外国人名」のケリーサイモンを見に来てくださいね☆

-Live Information-

アコースティックイベント
『Unplugged-platinum collection-』

2012年6月9日(土)
吉祥寺クレシェンド
前売¥2500+D/当日¥2800+D
Kelly SIMONZ Acoustic Trio

東京ギターショウ2012
Kellyが熱く語る最新Guild サウンド!

2012年6月23日(土)
出演:Kelly SIMONZ
http://tokyoguitarshow.jp/2012/schedule/index.html

-ギタークリニック-

2012年6月3日(日)[終了]
神戸三宮店
http://www.shimamura.co.jp/shimablo/koube/index.php?itemid=26883

2012年6月10日(日)
錦糸町リヴィン店
OPEN14:30 START15:00
http://www.shimamura.co.jp/shimablo/kinshicho/index.php?itemid=26799

2012年6月16日(土)
イオンモール船橋店
時間 開場14:30 開演15:00
http://www.shimamura.co.jp/shimablo/aeonfunabashi/index.php?itemid=26543

2012年6月17日(日)
ららぽーと横浜店
http://www.shimamura.co.jp/shimablo/l-yokohama/index.php?itemid=26554



BEEASTが贈る、Kelly SIMONZオリジナルTシャツ発売中!
「Renaissance K」 詳細・購入はBEEASTOREへ!

http://jamshopping.jp/web/beeastore/home


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