三旅目：北海道芦別「ロックハウス・ディラン」
リクオ君に誘われて初めて芦別に行ったのは2011年10月。
北海道の中央部に位置する芦別、そこに1983年から営業を続けているロックハウス・ディランという店がある。
ロックと落語が大好きなマスターの忠さんと奥さんの美香子さんと2人で切り盛りしているアットホームな店。
店内には「人生成り行き」と立川談志の言葉が染め抜かれた大きな暖簾と、壁には大きなボブ・ディランのペインティングが。
炭坑が閉山してからは町に人が減ってしまったらしいが、ライブには地元の音楽好きが集まってくれた。
店の常連さんからのツッコミ満載の自由に音楽を楽しむ空気が楽しいライブ。
ただびっくりしたのは、、、テーブルごとに焼酎のお湯割りセットが置いてありそれぞれが自分でお湯割りを作るので、歌っているとそこかしこでポットからお湯がシャーっと流れ出るのが見える、、、初体験w。
終わってからはお客さんも交えての打ち上げ、みんなあーだこーだと音楽のうんちくを並べて、しょうもない事で大笑いで夜は更けていった。
二度目は2013年5月、今度は1人で。
前回もきてくれた人もけっこういて、Wアンコールの大きな拍手がうれしかった。
この年はディラン30周年野外イベント「MUSIC HARVEST 2013」が15年振りに行われるということで呼んでもらって7月にもう一度芦別に行き、リクオ&小宮山純平（Per.）のセットでライブを演った。
最高のロケーションの中、ディランが30年つなげてきたミュージシャンとの縁、スタッフのみんなの熱、おばあちゃんから子供まで見に来てくれたみんなのあったかい気持ち。
規模は小さいが大きいフェスでは味わえないハートが揺さぶられる素敵なイベントだった。
三宅伸治さんはじめ、スライドギターの関ヒトシさん、ハープの八木のぶおさん、シバさん、藤井康一さん、など普段あまりつながれないような先輩ミュージシャンともセッションができてちょっとしびれた。
日本のはずれの小さなマチに音楽を楽しむ場所と人がいて、それぞれが自分の音を楽しんでいる。
大事なのはカタチじゃなくてキモチ、まだ見ぬ音を探しにマジカル・チェインの旅は続く。
■ROCKHOUSE DYLAN
http://www42.tok2.com/home/dylan61/
◆ウルフルケイスケ「MAGICAL CHAIN ひとり SPECIAL～2014春～」
MAGICAL CHAIN ひとり SPECIAL～2014春～
・2014年03月21日（祝）【兵 庫】たつの カフェにゃーご ※SOLD OUT
・2014年04月04日（金）【長 野】長野ネオンホール
・2014年04月05日（土）【富 山】高岡カフェ・ポローニア ※SOLD OUT
・2014年04月06日（日）【石 川】金沢JO-HOUSE石引 ※SOLD OUT
・2014年04月11日（金）【青 森】八戸POWER STATION A7
・2014年04月12日（土）【岩 手】盛岡九十九草
・2014年04月13日（日）【山 形】米沢CAFE LABORATORY ※SOLD OUT
・2014年04月25日（金）【北海道】利尻 うに丸
・2014年04月27日（日）【北海道】旭川アーリータイムズ
・2014年04月28日（月）【北海道】札幌くう
・2014年04月29日（祝）【北海道】釧路喫茶ラルゴ
・2014年05月30日（金）【大 阪】カンテグランデ中津本店 ※SOLD OUT
・2014年05月31日（土）【東 京】下北沢440
※ゲスト：真城めぐみ（HICKSVILLE）
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