コラム
JunkoのHollywood Confidential
ジュンコルイス
ロックスター「フィリップルイス(L.A.GUNS,ex GIRL)」の妻にして生粋のロック姉さん。 国内外のロックシーンを網羅し、ロックな日常をハリウッドにて送っている。バンドとともにツアー同行したり、世界中のロックファンと接点を持っている。

Confidential File No.4


9.17.09
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皆さん、こんにちは。今年のLAの夏は涼しいまま過ぎて行くのかと思っていたら、9月の末になって連日30-35度の真夏日が続き、道産子の私は夏バテ気味です。皆さんはどうお過ごしでしょうか?

まず今回はLA Gunsの9月17日の「Whisky-a-go-go」でのライブレポートからお伝えします。このライブは約2ヶ月前に加入したベーシスト、Kenny Kweensの地元でのデビューライブになりました。このイベンドはJack Danielsが主催したガン患者のためのチャリティイベントでした。Slashのサイン入りギターがオークションに出されていましたが、結果的には本人は現れませんでした。でも木曜日だというのに沢山のお客さん達が来てくれていました。

ライブ会場で私はよくバンドの物販のお手伝いをしたりするのですが、この日はその必要がなかったため、最初はステージの左上にあるVIPのバルコニーからライブを観るつもりでしたが、ぶら下がっている大きなスピーカーのせいでステージが観えませんでした。それで友達と一緒に下のフロアに降りて行き、結局は前から2-3列目に居ました。遠目で観るよりその方が親近感や一体感も楽しめるのでとっても良かったです。(でも海外などのライブの場合や、あまりに混雑した狭い会場の場合は危険なのでお客さんの中に入って行く事ができない場合もあります。)

毎年2回LA Gunsはハリウッドの「Whisky-a-go-go」でライブをしています。前回はPhil Lewis(以下フィル)の体調が悪く決して良いライブとは言えませんでしたが、今回は体も喉も調子が良く、とてもいい内容のライブになりました。今年初めからセカンドアルバム発売20周年記念のライブツアーをしているため、セットリストはアルバム『Cocked and Loaded』からの曲がメインとなっていました。

Kenny Kweensは4本のベースを使いこなしステージングにも華があり、魅せるタイプのミュージシャンだと思いました。バンドにもすっかり馴染んでいて、この夏に加入したばかりの新メンバーだということを感じさせません。私はちょっとしたリハ風景しか見た事なかったのですが、今や彼はコーラスも歌ってるほど余裕も出て来ています。Steve Rileyのドラミングとの息もバッチリで安心できるリズム隊です。写真は、このイベントの広告、「Whisky-a-go-go」のライブショット3枚とセットリストです。

そして9月25日はハリウッドから北20マイルほど郊外にある「Canyon Club」でもライブをしました。http://www.canyonclub.net/
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ここは昔は大きなレストランだったようですが、改装されとてもゴシックなシアターになっていました。ステージ前にはスタンディングスペースもありますが、まわりにはテーブルもありディナーを取りながら音楽を楽しむことも出来ます。LA Gunsがこの会場でライブをしたのは初めてでした。この日は元Quiet Riotのドラマー、Frankie Banaliが企画したイベントで、前座にはBulletboysMarq Torienのアコギセット、Frankie Banali & FriendsLed Zeppelinのカバーバンドを披露し、真夜中ごろにトリのLA Gunsが登場。

この日のフィルは昔からのお気に入り映画『Walker』でのEd Harrisを意識して、首にスカーフを2重に巻き付けていました。「Whisky-a-go-go」よりはちょっとドレッシーな感じ。一方、ギターのStacey Bladesはハワイのバケーションからこのライブの前日に戻り、いい色に日焼けしていました。他の3人がヴァンパイアのように真っ白なので目立っていましたね。

この日のセットリストもセカンドアルバムの曲がメインではありましたが、「Gypsy Soul」や「Hellraiser’s Ball」などの最近の曲も織り込まれていました。ライブ後はバックステージから2時頃に追い出されましたが、仲良い友達10人くらいが我が家に集まり朝の5時過ぎまでパーティしました。写真のライブショット最後の3枚はこの「Canyon Club」のものです。

これらの地元ライブ2本の合間に、フィルはAdam Hamilton(LA Gunsの元ベーシストで今はエンジニア)のホームスタジオで、Joan Jettの「I Love Rock N’ Roll」のレコーディングでボーカル撮りをしました。このカバーはクレオパトラレコードから出てiTunesにアップされると思います。Britney Spearsやその他たくさんの女性アーティストがカバーしている曲ですが、女性が男性のことを歌っている内容なので、フィルが歌ったのは歌詞の中の「She」の部分を全て「He」に直した逆ヴァージョンでした。これまで男性アーティストがこの曲を歌ったケースはあったのでしょうかね。

ところで先日ライブをした「Whisky-a-go-go」で10月くらいから月に一度のアコースティックイベントが始まります。フィルはそこに毎月中心になって出演することになりそうです。毎回仲の良いミュージシャンをゲストに迎え、普段のLA Gunsのコンサートでは聴けないようなカバー曲なども披露される予定です。このイベントについては詳細がわかり次第またこのコラムで報告します。LAへ旅行する予定の日本のファンの皆さんも遊びに来てくださいね。「Whisky-a-go-go」のオフィシャルサイトはこちら。
http://www.whiskyagogo.com/

それにしても交通量の多いLA、普段私はフィルのバイクの後ろに乗って移動しています。バイクに乗っていると、自分で車を運転していたら見えないことまでよく見えます。驚くのは運転中に携帯でメールをチェックしたり、テキストメッセージを打ってる人が凄く多いということ。この間なんて私たちの周りを囲む車4台ともそうでした。もちろん信号で停まってる時にやっているのですが、危ない、危ない。法律では禁止されているはずなのに皆守っていません。運転に集中してない場合が多々あり、自分の車のすぐ横に走ってるバイクの存在に気づいてない運転手が多すぎます。ちょっと気になったので書いてみましたが、日本ではそういうマナーはどうなのでしょうか。

次回も相変わらずLA Gunsの近況やハリウッドでの生活について書いていきます。それでは皆さんインフルエンザだけでなく、事故にも気をつけてください。


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