コラム
JunkoのHollywood Confidential
ジュンコルイス
ロックスター「フィリップルイス(L.A.GUNS,ex GIRL)」の妻にして生粋のロック姉さん。 国内外のロックシーンを網羅し、ロックな日常をハリウッドにて送っている。バンドとともにツアー同行したり、世界中のロックファンと接点を持っている。

Confidential File No.7


皆さんこんにちは。1月のPhil Lewis & Keri Kelli日本公演に来てくれた皆さん、DSCN4444sどうもありがとうございました。今回のコラムではそのレポートを主に書いていきたいと思います。

東京公演初日は1月23日、渋谷Crawlでのアコースティックライブ。当初このアコギライブはフィルケリ二人だけでやる予定だったのですが、急遽集められたバックメンバーと演奏することになりました。ベースにはMakikoさん、パーカッションにはEropanさん、ゲストギタリストにはBabylon StarMiloさんを迎えました。MakikoさんとMiloさんは、以前フィルのソロ公演のバックも勤めたことがあります。

1月21日の夕方に東京入りした私達は、翌日22日はまずアコギライブ用のリハ、その後スタDSCN4461sジオを変えてエレキライブ用のリハもしました(写真1枚目)。23日午後サウンドチェックで会場入り。その日の共演バンドさん達や関係者の皆さんに挨拶(写真2枚目)。

フィルLA Gunsのナンバー、ケリAlice Cooperに加えて数々のカバー曲、未発表のフィルのソロの曲などバラエティに富んだステージになりました。セットリストはこちら。

1月23日(土曜)アコギライブ@渋谷Crawl
Vo. Phil Lewis G. Keri Kelli G. Milo(Babylon Star)B. Makiko Dr. Eropan
1. Over The EdgeDSCN4497s
2. Some Lie For Luv/Jumping Jack Flash
3. Ziggy Stardust
4. Walking The Dog
5. I Found You
6. I’m Eighteen
7. Jailbreak (Vo. Keri)
8. State of Grace (Phil Only)
9. Vampire
10. All Along The Watch TowerDSCN4519s
11. Beautiful
12. Ballad of Jayne
13. Sex Action
14. Rip N’ Tear

(写真3枚目:アコギライブ本番)(写真4枚目:ライブ後楽屋でバックメンバーと)

途中ケリのボーカルが聴けたり、ステージ上ではフィルケリのフレンドリーなやりとりを見れたりして、ファンの皆さんにとっては普段のエレクトリックなライブより親近感の湧くようなライブだったのではないかと思います。この日の映像はYouTubeで探すことができます。その中からいくつかご紹介。

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この日は友達の紹介で知り合ったシルバージュエリーデザイナーのKenさんが、特別にフィルのためにデザインした素敵なジャーマンクロスをライブ会場に持って来てくれました(写真5枚目)。フィルはとても気に入りその日からほぼ毎日愛用しています。ケリにも翌日にお洒落なジュエリーを頂き、シルバーアクセ大好きな彼もエレキライブですぐに身につけていました。Kenさんのジュエリーのウェブサイトはこちら。
http://www.rungooon.com/

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ライブ後にはVIPチケットを購入してくれたファンの皆さん達との交流会やグッズ販売、サイン会もあり、とても楽しいひとときを過ごしました。日本に行くといつも信じられないくらい沢山のプレゼントやお手紙をファンの皆さんから頂き、フィルも贅沢な思いをさせてもらいました。皆さん、本当にありがとうございました。日本滞在中は連日スケジュールが立て込んでいて、オフも自由時間もありませんでした。ちょっとの空き時間に回転寿しに行ったり、サウンドチェックの前に会場の周りをうろついて写真を撮ったりしました(写真6枚目プライベートショット)。

そして1月24日東京公演の2日目は高円寺Highにてエレクトリックライブ。この日の模様DSCN4626sは、こちらのBEEASTで豪華な写真と共に紹介されています。まだ読んでいない方はこちらをどうぞ。
http://www.beeast69.com/report/188

高円寺ではギタートラブルや演奏時間の遅れがあったことなど、この場を借りて私たちもお詫びを申し上げます。このライブの後はフィルケリMiloさん等と会場のそばの小さなバーへ行き、おいしいワインを頂きました。マスターがフィルの昔のバンドGirlのファンで、お店にはレコードが飾られていました。フィルケリは店内の壁にサインをしてきました(写真7枚目)。

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そんなわけでドタバタながら楽しかった東京公演もあっと言う間に終わり、翌日ケリはLAへ戻りその後すぐにロシア、ヨーロッパツアーへ。フィルと私は、私の実家のある北海道へ飛びました。いきなり銀世界。寒い日もあったけど北海道は家の中はポカポカだし、食べ物はおいしいし、家族や友達にも会えてとても楽しい時間を過ごしました(写真8枚目:北海道)。

1月27日はすすきのにあるロックバー『R-Bottom』でフィルのソロアコギライブ。アットホームな雰囲気でした。会場にはお子様達の姿も何人か見えました。来てくれた皆さんありがとうございます(写真9枚目:アコギライブ、写真10枚目アコギライブ後)。

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前回のコラムに書いた通り、調子の悪かった私のMacは結局最近交換してもらい、11月から溜まっていた私のデジカメ写真をやっと今頃アップロードしました。800以上もあり大変なことになっていますが、地道にMixiのLA Gunsのコミュニティや私のMySpaceなどにアップするつもりです。

余談ですが、前回のコラムで紹介した猫達とのホリデー写真。あれに写っていた2匹ダスティとディライラを”私たちの飼い猫”と表しましたが、実はこの2匹は私たちがボランティアプログラムにサインアップし、飼い主が見つかるまで預かっていました。当初は毎週日曜日にペットアダプションのイベントに連れ出し里親探しをしてたのですが、2匹は兄妹(又は姉弟?)でDSCN4717s生まれた時から一緒なので、2匹揃って飼ってくれる人を探していたのに、なかなか見つかりませんでした。そのうち毎週日曜忙しくなりイベントにも参加しないうちに子猫達はすっかりルイス家に慣れてしまいました。もう4月で2歳になるので子猫ではないのですが、いつまでも「子猫達」と呼んでいます。

ダスティとディライラは子猫の時に家に来てもうかれこれ1年と7ヶ月になります。とっくに私達の子供になった感覚でしたが、最近になって2匹を揃って引き取りたいという人が現れたので、今現在2匹はその人の家に居ます。まだお試し期間中ですが、もう少し様子を見て問題がなければ引き取られてしまいます。心にぽっかりと穴があいた気分です。もともと自分達でl_114a19dd9fc744ffb6b0230957028e38s飼ってる2匹のトラ猫(とらちゃんとこまちゃん)も居るんですが、やはり猫の数が半減してしまうと寂しいです。4匹揃って私たちのベッドで寝ていたし。

幸い新しい引き取り手は私たちの友達で家も近くです。いつでも会いに行けるのは救いですが、この先どう話が展開していくかは次回のコラムでご報告します。ただいまイタリアツアー中のLA Gunsの話題と共に、お楽しみに(写真11枚目:猫達)。