コラム
Saikaのホロスコープ★宣言
占星術研究家 Saika
ロックミュージシャンのコンビを占星術を通じてご紹介。 この世には自分に利益を与えてくれる相手もいれば、逆に運気をつぶすような相手も。。。占星術とは、出生の年月日・時刻・位置をホロスコープに描き出し占うもの。

Steve Perry & Neal Schon


世代を超えて語り継がれてゆく曲というものがあれば、JOURNEYの「Separate Ways」は間違いなくその一曲だと思います。今回は、その作曲者の一人であるSteve PerryとギタリストのNeal Schonを取り上げてみたいと思います。この二人微妙な関係、というか不仲で有名ですが、たまにはこんな企画も面白いかなと思って、このカップリングにしてみました。それからおまけで現在のJOURNEYのリードシンガーであるArnel Pinedaも交えて取り上げてみたいと思います。Neal SchonとArnel Pinedaは出生時間が不明の為、正午として計算してあることを御了承下さい。

故 福田一郎(音楽評論家)は「ふんぞりかえってて、本当に嫌な奴だった」と言われてますが、Steve Perryを取材した当時彼の横柄な態度にそうとうに立腹された様子でした。Steve Perryも既に還暦を過ぎたのですから、現在ではそんなこともないと思いますが、そんな彼のキャラクターはどこから来たのかとホロスコープを見ると、獅子座の*アセンダントに*冥王星が*コンジャンクションを形成していて、おそらくここから来たのだと思います。アセンダントは身体的特徴及び基本的性格にも影響を与えますから占星術では重要なポジションなのです。獅子座は12星座一プライドの高い星座で、彼の場合そこに冥王星が影響しているので、ふんぞりかえっているように見えたのでしょう。冥王星はネガティブに出ると独裁者とか暴君のような人物を表しますから。悪いことばかりではなく、良いことにも目を向けてみましょう。彼の芸術的才能というのもホロスコープからはっきり読み取ることができます。第6ハウスには、芸術の惑星である*金星が入室していて、ミュージシャンという職業をはっきりと表示しています。これは以前取り上げたBon Scottと 同じ惑星の配置です。

歌手や俳優のホロスコープを見ると、この惑星の配置が頻繁に出てきます。第6ハウスは仕事のハウス、金星は前述したように芸術の惑星ですから納得できますね。歌手や俳優になるのに第6ハウスに金星が入室していなくてはなれないということでは決してありませんが、 プロを目指している方には、ひとつの目安になると思います。ホロスコープ上では第5ハウスに金星が在室していますが、ハウスの手前5度までにある惑星は次のハウスにも在室しているとみなして下さい。冒頭に書いたように「Separate Ways」は名曲だと思いますが、彼のソングライティングの才能は金星と*海王星の*スクエアに表示されています。これは前回取り上げたBrian Mayも同じアスペクトを持っています。金星も海王星も芸術の惑星ですから、この二つがアスペクトを形成するというのは、かなりの芸術的才能があるということです。あの名曲を書いた原動力となったアスペクトと言っても良いと思います。ここではスクエアの説明をしていますが、アスペクトは種類を問いません。コンジャンクション、ソフトアスペクト、ハードアスペクトでも才能があることに変わりはないのです。

公私混同して作ったと評されるSteve Perryプロモーションビデオ「Oh Sherrie」のSherrie嬢とも破局し、還暦を過ぎた現在も独身を貫いているSteve Perryですが、*火星と*天王星がコンジャンクションを形成している影響ではないかと思います。火星と天王星のコンジャンクション、ハードアスペクトを持つ人は、規則正しい生活が苦手だったり、行動を制限される事には耐えられないので、結婚生活に不向きとされています。結婚の有無が謎であるMOTORHEADのリードシンガー兼ベースプレイヤーであるLemmyも同じアスペクトを持っています。

JOURNEYを心労から脱退したという噂ですが、もしかしたらその心労の原因だったかもしれないNeal Schonとの相性を診たのですが、この二人から特別敵対する要因というものは見出せませんでした。むしろNeal Schonの金星とSteve Perryの*木星が*セクスタイルを形成していて、仕事で組むには喜ばしい関係と言えるでしょう。金星はお金、木星は拡大を表しますから、この二つの惑星が,*コンジャンクション、*ソフトアスペクトを形成すると、お互いにとって利益のある相手ですから、このような相手と仕事で組めば金銭的な利益が期待できるのです。このアスペクトは、お笑いで成功しているコンビによく見られるアスペクトで、例えばタカアンドトシなんかが同じアスペクトを持っています。

というわけでNeal SchonとSteve Perryが敵対する相性とは思えないのですが、Steve Perryは過剰な競争心を持っていて権力志向の強い人のようですから、それが周囲の反発を招いてしまうのだと思います。以前取り上げたAngus Youngの項でも書きましたが、ギタリストのホロスコープを見ると必ずと言って良いほど*水星と火星がアスペクトを形成しています。アスペクトは種類を問いません。Neal Schonも、その例にもれず水星と火星がスクエアを形成しています。このアスペクトを持つと技術の習得が早くなるので、楽器の習得にも有利なのです。流れるようなギタープレイに定評がある彼ですが、このアスペクトの影響によるものでしょう。

彼は数回結婚していますが、金星と木星が*スクエアを形成しているので納得できます。金星は恋愛、結婚の表自体で、木星は拡大を表しますから、金星と木星がハードアスペクトを形成している人は、結婚が一度では収まらない可能性があります。彼のように金星が魚座、または双子座、乙女座、射手座だとその可能性は、より高くなります。恋愛でも金星と木星のハードアスペクトを持つ人は同時に複数つきあっても、あまり罪の意識を感じないと思います。

長らく正式なリードシンガーが不在だったJOURNEYのリードシンガーの座を射止めたのが、アジア人のArnel Pinedaだったことは、日本のJOURNEYファンの皆さんにとって嬉しいニュースだったのではないかと思います。小柄でアジア系のせいか、とても若く見えるArnel Pinedaですが既に40歳を過ぎていて成人した息子がいるというのですから驚きですね。12歳で母親と死別。母親の病気の多額の医療費から莫大な借金を抱え、一家離散状態となり、その後数年間ストリートチルドレンとして過ごしたArnel Pinedaですが、そういう彼の少年期の不幸というのは冥王星と*月の*コンジャンクション、*太陽と*土星のタイトな*クインカンクスに表示されています。冥王星は極限状態、月は母親、家族を表しますから、彼の場合それが母親との早期の別れと一家離散という極端な状態となって表れてしまったのでしょう。月と冥王星のコンジャンクション、ハードアスペクトを持つ人の全てが、そのように極端な幼少期を経験するわけではありません。たいていは前回書いたような,私の母のように家族に対して支配的にふるまう強い母親として表れることが多いようです。

太陽と土星のコンジャンクション、ハ-ドアスペクトを持つ人は決してたなぼたは期待できない、人一倍の努力が要求される人生なのです。しかし彼は 水星が天王星とコンジャンクションを形成していて、聡明な人であることが分かります。カンの良さの様なものもあり人生の難局を、この持ち前のカンの良さで乗り切ってきたのでしょう。水星は冥王星ともコンジャンクションを形成していて、とても霊感の強い人でもあります。霊能者と呼ばれる人の多くが、彼のように水星と冥王星がコンジャンクション、ハードアスペクトを形成しています。彼も普段から、霊的なものを見たり感じたりすることが多いのではないかと思います。

YouTubeで配信されていた彼の歌う姿を見て、Neal Schonが直接Arnel Pinedaにメールを送ったそうですが、当初はたちの悪いいたずらだと思い相手にしなかったそうです。無理も無いかもしれません。そのNeal Schonとの相性をみると、Neal Schonの*キローンとArnel Pinedaの火星が*セクスタイルを形成していて、Neal SchonがArnel Pinedaの人生上に奇跡を起こし成功に導いてくれる相手であったことが分かります。これは初回に取り上げたOzzy OsbourneとRandy Rhoadsにも同じアスペクトの組み合わせがありました。それからNeal Schonの火星とArnel Pinedaの*パラスが*トラインを形成しているのですが、これは男女だったら間違いなく恋愛関係となっている相性です。これはArnel Pinedaのアーティストとしての才能にNeal Schonがほれ込んだという意味に解釈できると思います。

JOURNEYのオーディションに出向いた当時の40歳の彼の運勢をみると、*プログレスの太陽と出生の木星がセクスタイルを形成していて、またとないチャンスがめぐって来る時期でした。木星は利益と繁栄を表しますから、プログレス、*トランジットで、このようなアスペクトができた時は人生を好転させるチャンスなのです。どんな過酷な人生だろうが、チャンスを逃さず行動すれば成功できるのだという、彼のは良いお手本だと思います。Arnel Pinedaによって見事に蘇ったJOURNEYですが、今後どんな変化があるのか楽しみですね。

-Saika-

■占星術用語(基本的な意味)他■


アセンダント・・・・・・・ホロスコープの第1ハウスの星座。身体的特徴と基本的性格に影響を与える。
太陽・・・・・・・・・・・・・基本的な性格、運勢をみる上で最も重要な惑星。
火星・・・・・・・・・・・・・勇気、バイタリティ。ネガティブに出ると事故、ケガ、トラブル。
月・・・・・・・・・・・・・・・大衆、母親、年上の女性、男性にとっては妻をあらわす。
金星・・・・・・・・・・・・・芸術の惑星。
水星・・・・・・・・・・・・・言語、コミュニケーション、技術、仕事の適性をみる惑星。
木星・・・・・・・・・・・・・利益、発展、繁栄を表す惑星。
土星・・・・・・・・・・・・・制限、試練。
天王星・・・・・・・・・・・変化、改革、突然変異。
海王星・・・・・・・・・・・芸術の惑星。
冥王星・・・・・・・・・・・極限状態、死を表す。
キローン・・・・・・・・・・奇跡を起こし、成功に導いてくれる惑星。
セレス・・・・・・・・・・・母性的な愛情を表す小惑星。
パラス・・・・・・・・・・・打算の無い愛情を表す小惑星。
アスペクト・・・・・・・・・惑星間の角度。
クインカンクス・・・・・・惑星間の角度が150度の状態。
セクスタイル・・・・・・・惑星間の角度が60度の状態。
スクエア・・・・・・・・・・惑星間の角度が90度の状態。
トライン・・・・・・・・・・・惑星間の角度が120度の状態。
コンジャンクション・・・惑星間の角度が0度、重なっている状態。物事がポジティブにもネガティブにも出る角度。
ソフトアスペクト・・・・・惑星間の角度が60度(セクスタイル)、72度(キンタイル)、120度(トライン)の状態。物事がポジティブに出やすい角度。
ハードアスペクト・・・・惑星間の角度が45度(セミスクエア)、90度(スクエア)、135度(セスキーコードレート)、150度(クインカンクス)、180度(オポジション)の状態。物事がネガティブに出やすい角度。
プログレス・・・・・・・・・未来予測法の一つ。
トランジット・・・・・・・・・天空を通過中の惑星。
第6ハウス・・・・・・・・・仕事と健康を司るハウス。


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