コラム
21st Century Progressive Man
永川敏郎(エガワトシオ)
1980年、プログレッシブロックバンド「ノヴェラ」でデビュー以来、日本を代表するロックキーボードプレイヤーとして活躍。1986年にハードロックバンド「アースシェイカー」に参加。90年代より、自身がリーダーであるプログレッシブロックバンド「ジェラルド」の活動のかたわら、様々なセッションワークをこなす。2016年は、虹伝説、スラングレイド等、ハードロックシーンでのサポート活動を主として活動。 BEEAST主催「プログレの館」でのトーク&ライブを定期的に開催。

Progressive Man 第11話


こんにちは。永川敏郎です。

10月31日は、ハロウィンでした。
日本では、あまりなじみの無いイベントでしたが、ここ最近は「ハロウィンパーティー」みたいなのが各地で行われていて、盛り上がりを見せていますよね。10年くらい前なんか、「今日はハロウィンですね~」とか言うと、「?」みたいな感じだったのですが~。

ハロウィンパーティー=仮装パーティー、みたいな感覚で、みなさん不思議なコスで参加のようで、一歩退いて見ていると、結構笑えます。
今年の仮装は、「血みどろの~」が多いようでゾンビ化している気がしますね。ハロウィン寸前の週末は、街でいろいろな方を見かけました。
 
 
その壱
夕方、地元を歩き中、前を4人の若者が歩いていました。男1人。女3人。
後ろから見ると、1人のドクターと3人の看護婦。わたくしは足早に4人を追い越したのですが、横を通過するときに「唖然!」、なんと、みなさん血みどろ。純白の衣装が血塗られていました。
看護婦1「あたし、銀行ATM寄りたいの~」
医者「あの~、こんな格好なんで、すみやかに行動してください~」
みたいな会話をしていました。そりゃそうですよね、血塗られた人がATMに来たら、監視カメラのおじさんびっくりですよww
 
 
その弐
深夜電車で帰宅中、前に4人の若者が座りました。
これも仮装な人たち。男は外人、コスはドラキュラ。外人さんのドラキュラはハマりすぎです。反則です。本物にしか見えないし。
あとは日本人女性。一人は蜂。w
全身黄色と黒のボーダー。パーティーが終わり帰宅のようで、少々お疲れ気味。蜂の女の人は、羽をうちわ代りにしてあおいでいました。ww
ドラキュラと蜂はどんなコンセプトがあるのかとちょっと考えてしまいました。wおそらく無でしょ。ww
 
 
その参
深夜自宅近所を歩き中、前から女の人が歩いてきました。細見の清楚そうな方。
近くに来てびっくり。かぼちゃの被りものでした。首から下は清楚なOLさんなのに、なんでかぼちゃなんだ~~?ww あれで電車に乗ったなら拍手ですよw
 
 
その四
これは昨年の出来事。六本木を通過する地下鉄に乗車中、わたくし扉の横に立っていました。なんと、ひとつ先の扉には、ダースベイダーが立っていました。全身コス。本物ですwww
ワロタな~。

ちょうど1年前に、BEEASTの編集長と初めて会った時もハロウィンの日でした。それは深夜の渋谷でした。渋谷センター街の仮装はスゴかったですよ。大人数での路上パフォーマンスです。レレレのおじさんがいたり、ドラゴンボールの人がいたり。www

次は、クリスマスです。いろんな場所でサンタさん発見できそうですね。血塗られたサンタさんとか無しですよ~~ww その先、ひな祭りとかコスする人いるのかな~?
 
 
とは言えわたくしも、ジェラルドステージでは、コスにハマっているわけでして、変身の快感は理解できますよ。もうひとりの自分発見でしょうね~。

昔のプログレのアーティストの衣装は極端ですよね。
激しく着飾っているタイプと、そうでない普段着タイプ。わたくしが最初にプログレにハマるきっかけとなったバンド、YESというグループのキーボーディスト、リック・ウエイクマンという人は、キラキラ反射する素材のマントを羽織ってたりしてました。(マントの中は、Yシャツにジーンズみたいな普段着みたいでしたが、ミュージシャンオーラとプレイのスゴさ、存在感で、当時は、「かっこいいな~」と思いました。)今から考えると、やり過ぎでしょうけど~。

キース・エマーソンは、宇宙服みたいなの着てました。これは「?」でしたがw。
そうかと思うと、普段着ているシャツでそのままステージに上ってしまいましたみたいな人がいたりw。見た目はともかく音で勝負というタイプ。ほとんどのプログレの人がそんなかんじですよ。われわれ日本人から見ると、外人だから許せるのかも。

昔のジェネシスの初代ボーカリストのピーター・ガブリエルという人は、曲のイメージで衣装を着替えて登場します。「Watcher Of The Sky」という曲では、空にまつわる衣装ということで、背中に翼を背負い、フライト用のゴーグルで登場。
空を飛ぶステージングをしていますし、他にも、お爺ちゃんの格好をして歌う曲とか、全身ボコボコのコブ男になったり、とにかく奇妙です。ちょっと笑いますよ、写真を見る限りではね。「なんだ?こいつ?」な感じですが、実際のステージではかっこいい演出なんでしょうね。ステージ見たら「かっこいい~」と思うかも。

当時プログレッシブロックは、先進的な音楽だったので、見せ方も先進的でないと、ということなのでしょう。

その昔、中学校の音楽担当の先生が、「音楽はその人の見た目はどうでもよくって、作曲や演奏の内容が肝心なのです~」と。言っていた記憶がありますが、「そうだな~」と、その時は思いましたが、今となっては、それだけでは無いとも考える今日このごろ、わたくしも大人?になったのか、もしくは世間にもまれたのか~~w
 
 
 

さてさて、
12月のジェラルドライブのお知らせです。
と、ここでコマーシャルすると、この日はどんなコス?と思われるかもしれませんが、さて、どんなのでしょうね~w
 
ジェラルド Tour In Tokyo
12月15日(土)沼袋サンクチュアリ
18時開場 18時30分開演 前売3500円
 
Lコード 77138
 
ぜひぜひお越しください。


インフォメーションはこちらから。
ジェラルドHP http://sound.jp/gerard/
永川商店ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/gerard_toshio_egawa

では、みなさま、また来月です~。


  コラムニスト
The HIGH
2017年7月19日更新
第1回「初陣」
mondo
中村 “MR.MONDO” 匠
2017年7月22日更新
第六回「虫嫌い」
PINK SAPPHIRE
PINK SAPPHIRE
2017年7月2日更新
第14回「MIKI」
木暮“shake”武彦
木暮“shake”武彦
2017年7月1日更新
その6「SUMMER TIME」
永川敏郎
永川敏郎(Toshio Egawa)
2017年3月14日更新
Progressive Man 第37話